
ヴェスパ1号です

本日は、埼玉県某市でハクビシンを捕獲し、捕獲後の対処に困っているとの事でお伺いして参りました

雄のハクビシン
コチラのハクビシンは、
市で、『埼玉県のアライグマ防除実施計画』に則り、県から借り入れた箱罠を市から市民に貸し出し捕獲された言わば、錯誤捕獲(※対象種以外の捕獲)で、
本来はアライグマを捕獲する為に貸し出した箱罠の為、ハクビシンは対象外の為に市で回収しないとの事・・・
困った市民の方が、何処か回収してくれないかと当社に連絡を下さいました。
確かに、『埼玉県のアライグマ防除実施計画』からするとハクビシンは対象外種
しかし、
対象外だから回収もしなければ、対処もしない・・・
どんな考えの役所なのでしょう
せめて、錯誤捕獲された個体を放獣する保護区を紹介したり、業者を紹介するなりしなければ、何にも意味がありません
ただ、放獣も私はあまりおススメしたくありません
現在(正式には昔からと思われる)、埼玉県ではハクビシン・アライグマの被害が急増しています。
良く、自然が減ったから都会に出てきていると言われますが、
決してそうではありません
昔から、ハクビシンは江戸?~明治?頃(※在来種か外来種化は今も判らず)から、アライグマは70年代頃から野生化しています。
増えた原因として、空き家の増加や耕作放棄地や庭の果樹や街路樹(銀杏等)の放置による都市部での餌の安定した確保があります。
都市部では、銀杏を食べている個体を多く見ますし、小田舎(埼玉県)では、庭で収穫されず放置された柿や柑橘類等
を食べています。
つまり、ハクビシンやアライグマにとって生息しやす場所が増えているのです
そして・・・
埼玉県で最もアライグマが増えている原因として私が考えているのは、
放獣です
現に、アライグマは元々人間が飼っていた個体を人間が逃がしたことで増えています
ただし、
その野生化したアライグマの被害で困った方が罠で捕獲し、
殺処分せず、
また、別の所に放獣する・・・
そうして、また繁殖地を増やす・・・
埼玉県では、2005年以前のアライグマが特定外来生物に指定される以前は捕獲しても、殺処分せず人里離れた野山に放獣する事になっていました
その為、多くの業者や農業被害に困った方達が捕獲後に放獣したため、
有名な所では、東松山インター周辺に放獣し、今では埼玉県のアライグマ一大産地となってしまいました
ハクビシンも同様と私は考えます
私の埼玉県の役所への聞き取り調査では、
アライグマについては、『県のアライグマ防除実施計画』に則り積極的に箱罠等の貸し出しや捕獲事業を行っていますが、
ハクビシンについては曖昧な所が見受けられます
当社、アイディーサービスでは、
現在、川口市と越谷市と連携し、アライグマ及びハクビシンの駆除を実施しています
アライグマは勿論、ハクビシンも放獣に伴う2次被害が出ない様に民家への被害を出した個体に関しては、『県のアライグマ防除実施計画』とは別に『有害鳥獣捕獲』として適切に処分を行っています。
殺すのは可愛そう・・・
だから放獣する?
放獣先で被害をもたらす・・・
そして、殺処分・・・
人間に振り回される動物が可愛そうです。
〒337-0011
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フリーダイヤル0120-673-052
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HPhttp://www.ids-gaichu.jp/index.html
タウンページhttps://www.youtube.com/watch?v=F0dpnsM0wTI
『ハクビシンの駆除に困ったら見るサイト』
川口市でアライグマ・ハクビシンでお困りの方
環境総務課 048-228-5376
越谷市でアライグマ・ハクビシンでお困りの方
環境政策課 048-963-9183
さいたま市でスズメバチ等にお困りの方
大宮区・見沼区・西区・北区・岩槻区
大宮くらし応援室 048-646-3027
浦和区・中央区・桜区・南区・緑区
浦和くらし応援室 048-829-6052