ヴェスパ1号です
先週の金曜・土曜と相模原で開催された『野生鳥獣管理ビジネスフォーラム』に参加してまいりました
主に、シカ(ニホンジカ)についての農業・環境被害、鳥獣捕獲事業者認定制度改正についての話を聞くことが出来ました
文章にしますと書ききらないので、
ココでは簡単に・・・
まず、
今、シカやイノシシ、クマ等が人里に出没して問題になっていますが、
どうしてだと思いますか
『自然がなくなったから』・・・
多くの方がそう思っているかと思いますが、
実際は逆です
自然が豊かになり、多くの野生動物が増えすぎて、その結果人里に降りてきてしまっているのです
本当に自然が豊かになったの?と思うでしょう
では、ここからは少し歴史のお勉強
江戸時代の主な燃料はなんでしょう
答えは、木です
木を燃料に火を熾し、火で煮炊きや暖を取っていました
江戸時代の版画等を見ていただくと、ほとんどの山には木が無く、松が数本生えている様な山の絵が描かれています
面倒だったので描かなかったのではありません。
ありのままの姿です
また、松は盆栽からも分かるように非常に栄養が無い土地でも育つ植物です
木がなくなれば、落ち葉がなくなり、腐葉土もなくなる為、栄養の少ない土地になり結果的に栄養不足に強い松がのみが生えている状態になったのです
簡単ですが、皆さんにもわかる『へェ~~』でした
コチラは、
江戸時代からのシカの推定生息数です
ここ最近急激に増えているのが分かりますね
真ん中に草が生えているところは、電力会社の設備?を守っている柵です
本来周りの林もこの様に草が生えていなくてはいけないのですが、シカによって下草が全て食べられてしまったのです
コチラも同じく柵で囲ってある奥は草が生い茂っていますが、
手前は草がありません。
コチラも右の柵の内側は草が生い茂っていますが、
反対側は草がほとんどありません。
今までシカの被害と言えば、農業被害が主で農林水産省の管轄でしたが、
今回は貴重な植物の現象による自然環境への影響についてなので環境省の管轄の話になります。
シカの増殖で減る植物もあれば、増える植物もある・・・
それを管理するには・・・
今回のフォーラムはそんな難しい話をした上での狩猟ビジネスの可能性を話し合う場だったのです
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