前回の続きです。
今回は池田丸から大石垣です。
下図M付近からN方向です。
進むと
観音寺城を守る会様製作地図です。
さらに進むと
下図N付近です。
手を使わないと進めない
急な崖路になります。
なんとか降りた所です。
振り返り見ると
歩いて来た道が見えます。
さらに下り坂の先に観音寺城の
旗と、さらに先に絶景が見えます。
進むと、また急な下り坂になり
ますが、整備されています。
降りていくと
階段の下が、下図O付近です。
右に曲がらず直進すると、下図
にある伝追手道のようです。
OからP方向は
江戸時代に描かれた絵図には
追手道が書かれていません。
上図OからP方向です。
大石垣の上の曲輪に出ます。
石が露出していて、手前の
石には矢穴があり、割って
石垣に利用する予定の石だ
ったのでしょう。
沢山の石が露出しているた
めに、ここは石切り場であ
ったのでしょう。
進むと
観音寺城の旗があります。
下図Q付近です。
大石垣の上にある曲輪です。
高石垣のおかげで、広い曲輪
となっています。
観音寺城の旗は地面にコンク
リートで固定されています。
旗の上方向です。
沢山の岩石が露出しています。
右端の岩が女郎岩です。
岩石が豊富なので大石垣が出来
たのでしょう。
大石垣の縁から下界を見た
ところです。見張場として
活用できます。山麓では、
東山道を城下町に取り込ん
でいました。
Google地図です。
戦国時代以前には東山道
が城下町を通過しています。
1549年に近江国の六角定頼が、
居城である観音寺城の城下町石寺
に楽市令を布いたのが初見とされ、
織田信長は1567年の美濃国での
「楽市場」が初めとされるので、
信長よりも早かったようです。
下図R付近です。
ここから下り大石垣の横に行きます。
S付近に行くと
S付近です。
大石垣が横から見えます。
大石垣に近づくと
上にあがると
野面積の石垣です。
石垣で有名な穴太衆は現在の
滋賀県大津市坂本穴太出身で、
古墳石室築造などを行ってい
た、石工の末裔たそうです。
その後比叡山の石垣を任され
ていたが、同じ滋賀県なので、
観音正寺の石垣を任されて、
さらに観音寺城の石垣にも採
用されて、築造された可能性
があります。
ここでの高い技術を買われて、
安土城の石垣を施工したことで、
織田信長や豊臣秀吉らによっ
て全国の城郭の石垣構築にも
携わるようになります。また、
各地の大名お抱えの石工とな
ります。穴太衆の石垣は野面
だけでなく、進化して切り石
積の石垣もあります。
大石垣が山麓からも見えるように、
木を伐採しています。
下図Tの所に行くと
上図T付近から山麓方向です。
景色がとてもきれいです。
観音正寺に戻り大石垣を撮影
すると
観音正寺からズームUPして見た
大石垣です。
今回はここまでで、次回に続く
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