５年前のブログを再UPしました。
前回の続きです。
今回は天守を出て二の丸へです。
二の丸に降りた所です。
石段の上は本丸Bです。
下図Cの所です。
ここは明治以降に造られた虎口
で、江戸時代は多聞櫓でした。
二の丸は本丸の周囲に帯曲輪の
ように造られています。（下が南）
Cから南方向は
Cから見た南方向の帯曲輪です。
二階櫓は鏡櫓です。
C付近から北方向は
C付近から北方向です。
下図Hが東坂三階櫓です。
D付近から⑱の鹿角菜櫓跡を見ると
D付近から⑱の鹿角菜櫓跡を
見たところです。
カメラを右に回し
E付近から南を見ると
鹿角菜櫓跡とその向側に鏡櫓
が見えます。
鹿角菜櫓は神辺城からの移築
だそうです。
Google地図です。
神辺城は1600年に関ヶ原の戦い
の戦後処理で、毛利元康の所領が
没収されると、替わりに福島正則
が入封して、神辺城には筆頭家老
であった福島丹波守正澄が3万石
で配置されます。しかし、福島氏
は元和5年（1619年）に改易され、
水野勝成が入封します。水野氏は
西国の外様大名を監視するために、
配置された譜代大名であったため、
その役割を担う城としては神辺城
は規模が小さく不便であるとして、
芦田川河口の常興寺山に新たな城
（福山城）を築いて神辺城は廃城
とされました。
E付近から東方向は
下図E付近から東方です。
F付近から南方向を見ると
下図F付近から南方向です。
東上り楯御門は櫓門でした。
東上り楯御門の内側は枡形
になっています。
この御門は渡り櫓門として
下図Gの東坂三階櫓に繋が
っています。
下図の内堀跡で、中央は鏡櫓です。
幅から見て、手前の砂地も堀跡と
考えられます。
上が北です。
現在地にある古絵図です。（上が南）
安永3年 (1774年)の阿部
氏時代のものです。
GからHの鬼門櫓は多聞櫓
（長屋）で繋がっています。
多聞櫓は塀より頑丈で、
大砲でも壊せなかった
そうです。古絵図に書
かれた名前は、阿部氏
時代のものです。
東坂三階櫓と多聞櫓解説板です。
明治初期の古写真です。
東坂三階櫓が撮影されています。
F付近から北方向は
水野勝成の像と東北角に
鬼門櫓があります。
水野勝成の像があります。
ズームUPした水野勝成の像です。
水野勝成像横にある解説板です。
福山城南側の広漠たる干潟
を干拓して、城下町にして
います。
常興寺山を福山城として、
地名を福山に変更しました。
戦国時代は縁起担ぎが多く
て、縁起の良い福・亀・鶴
・松・千・万などの漢字を
使った地名にすることが多
かったです。黒田氏の福岡
が先に使われていたので、
福山となったようです。
安永3年 (1774年)の古絵図です。
F付近から西方向に天守が見えます。
三階の付け櫓も立派ですね。
メロンちゃんの動画をお借りしました。
約２分です。
今回はここまでで、次回に続く
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