浪岡城(続日本100名城) 6 最終回  内館と浪岡北畠氏滅亡 | みどりの木のブログ

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毎日UPでブログ

5年前にUPした京都仙洞御所追加してます。

前回の続きで最終回です。

今回は内館と浪岡北畠氏滅亡です。

 

内館虎口です。

 

内館の虎口を入った所です。

内館の御殿跡です。

内館は浪岡城の本丸で、浪岡

北畠氏の当主が住んでいまし

た。

 

カメラを右(南側)に回すと

 

南側です。

 

北畠家系図です。

浪岡北畠家と伊勢国司家の名

前には顕や具という共通の字

があり、叙爵任官も公家扱い

で、他の大名より優遇されて

いました。

北畠顕家から数えて5代目の、

北畠顕義が南朝拠点の霊山城

から、南部氏の助けで落ち延

びて、浪岡に拠点を構えまし

た。顕家から数えて10代後

の北畠顕村が、1578年に大

浦(津軽)為信に三方から攻

められ落城し、浪岡北畠氏十

代の顕村は切腹させられます。


浪岡北畠氏の叙爵任官、このように。一致します
具運と―具統―浪岡北畠氏の具永、の文字を用いており」具「実名に
、伊勢国司家では、 さらに。と称しています」勢国司浪岡御

 

下側が内館です。

 

北畠古城之碑です。

 

浪岡北畠氏の最盛期の領地は

津軽を3大名で支配していました。

天文年間(1532~1555年)の

津軽では、浪岡北畠氏の領地が最大で

した。

1562年に河原御所の乱が起きます。

河原御所は下図の河原館にあったよう

です。

 

この事件の原因は同族間の

所領境界争いとされます。

1562年4月に河原御所

の具信親子が、浪岡御所に

討ち入ります。浪岡城主を

討ち取りますが、具信親子

も浪岡家臣に討ち取られま

す。その後、河原家中の者

は離散します。

浪岡御所の跡継ぎとして、

まだ5歳の顕村を擁立しま

すが、殺害された城主具運

の弟が後見人になります。

このため多くの浪岡譜代の

家臣が牢人となりました。

このために浪岡城は衰退

しました。

 

浪岡城落城

 

藩政時代津軽側の記録によると、

1567年に大浦城主となった、

大浦為信は、1570年に起こ

った、三戸南部家中で起こった

家督争いに乗じて反旗を翻し 、

大浦為信は1576年に大光寺

城攻めを行いこれを掌中に収め

ました。

 

大浦(津軽)為信肖像画です。

 

1578年に顕村の後見人的

存在であった、具運の弟が病

死します。
津軽藩政時代の記録によれば、

為信は2つの事前準備をします。

「1:浪岡御所の重臣だった、

 吉町弥右衛門を内通者とする 。

吉町から逐一、浪岡の様子を

知りえました。      」

「2:忍びのもの2人を雇い、

その手下達とともに、浪岡を

混乱させます。      」

為信は浪岡城攻めの大義を困

窮にあえぐ民を救うためとし

ます。攻め込んだ当日は浪岡

重臣の北畠左近顕則が譜代の

家臣を連れて外出しているこ

とを利用します。

忍びの者とその手下は当日に、

浪岡城下町と城を放火し物取

りの略奪行為に及びます。

大浦為信軍は3軍に分けて、

3方向から攻撃しました。

浅瀬石城 と大光寺城の軍勢

700人は本郷・竹ヶ鼻口か

ら、本郷・盛岡の大浦譜代家

臣の軍勢600余名が赤茶村

から、為信本体1000余名

は十川口から押し寄せました。

貝鐘を鳴らし鬨の声を上げて

3方向から浪岡城に攻め込ん

でいます。

浪岡城はやすやすと落城して、

城主の北畠顕村は忍びの者の

手下に捕縛されて、為信に引

き渡され、切腹させられます。

生き延びた家臣たちは南部家

の家臣となったり、安東愛季

の家臣となった者もいます。

安東家は秋田姓に改姓してい

るので、北畠右近慶好は秋田

姓を与えられて、三春藩秋田

家の家老となりました。

 

鍛冶の能力者は大浦(津軽)

家家臣にされた者もいます。

   (青森県教育委員会資料より)

 

5年前にUPした京都仙洞御所です。

 

次回からは米沢城紹介です。

 

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