盛岡城(日本100名城〉 9 吹上門から榊山稲荷曲輪付近 | みどりの木のブログ

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毎日UPでブログ

追記して写真追加したので再UPしてます。

前回の続きです。

今回は吹上門から榊山稲荷曲輪付近です。

 

下図⑦から見た吹上門跡枡形です。

画面左上に四阿が見えます。

 

進むと

 

枡形内です。

さらに進むと

 

正面に榊山稲荷曲輪が見えます。

 

拡大すると

 

榊山稲荷曲輪です。

 

もりおか歴史文化館の模型

 

しかし盛岡城が出来た当時の

絵図では

 

北上川は流路変更前なので、

お城の横を流れていますが、

この時は洪水の被害がよく

ありました。

この時は本丸下の石垣が無

いうえ、さらに榊山稲荷曲

輪がありませんでした。

城壁や石垣が毎年のように

崩壊していました。そこで

南部藩は1673年に、

北上川の河道を付替える

新川開削工事に着手し、

2年の歳月をかけて現在

の流れのように改修しまし

た。

切替え前の北上川流図です。

 

北上川流路変更後の盛岡城です。

 

北上川の流路変更の後に、

この付近の防備を固める

ために、石垣を造り、さ

らに吹上門の前を横矢・

火縄銃で攻撃出来るよう

に、榊山稲荷曲輪を造り

ました。

この曲輪の形状から函館

五稜郭堡塁と同じよ

機能がありますね。

 

1766年の古絵図です。

北上川の流路変更で、古川

となっています。

この年までには、榊山稲荷

曲輪が出来ています。

 

吹上門枡形下の坂を下る途中で

 

岩手山が見えました。

頂上は残念ながら雲で見えません。

 

岩手山と北上川

(ウイッキペディアより)

 

坂道で咲いていた桃の花です。

 

下図にある吹上御門の下門跡です。

この門の外側に北上川が流れてい

ました。

 

 

 

吹上門下から吹上門方向

の古写真です。(大正時代)
 

下が北の案内板です。

⑨付近の石垣は

 

上図⑨の本丸南西部角の石垣です。

 

17世紀前半に本丸拡張の

ため、築城期の石垣を覆い

かくすように造られた石垣

なので、石材の加工がされ

本丸の他の部分より、規格

がそろっています。

 

発掘で出てきた築城期の

古い石垣です。

 

下図⑩付近から見た聖長楼跡です。

聖長楼は懸け造りと思われる三階

の御殿で、12代目藩主南部利斉

(1825年~)の時代に建造さ

たそうです。おそらく仙台城の懸

け造りを参考にしたのでしょう。

 

江戸時代の盛岡城御殿図です。

(もりおか歴史文化館より)

左上の石垣外側の赤い所が

聖長楼のようです。

 

聖長楼の御座所からは岩手山が正

面に見えます。絶景の場所だった

のでしょう。

今は石垣の上に四阿の夕陽亭が見

えます。

 

百足橋は下図のように1766年の

古絵図に見える、本丸と腰曲輪の通

行のために出来た階段です。

 

1766年の古絵図です。

 

もりおか歴史文化館の模型です。

百足橋があります。

腰曲輪の馬場に行くときはここ

を通ると近道になります。

 

⑪付近に行くと

 

上図⑪から見た榊山稲荷曲輪です。

(グーグルストリートビューより)

隠し曲輪のような構造です。

石段を降りた所に榊山稲荷

曲輪があります。稲荷神社

がありましたが、明治維新

後に移転しました。

この曲輪にも井戸跡があり

ます。2つの大河の合流地

点にある城なので、どこで

も井戸が出来るのでしょう。

 

今回はここまでで、次回は

淡路丸です。

 

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