奈良奉行所 3 近鉄奈良駅前から東向商店街 | みどりの木のブログ

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昨日の続きです。

奈良市史料保存館に行くのですが、

今回は近鉄奈良駅前から東向商店

街までです。

 

下図①の近鉄奈良駅です。

ここには先の方に

 

赤い線に沿って歩きました。

 

行基菩薩の像があります。

清掃中でした。

 

行基菩薩像です。

1969年の近鉄奈良駅地下化の際に広場が

作られ、大塩正人窯元7代目作の赤膚焼の

行基像が噴水に設置する形で建立されまし

た。しかし、焼物なので劣化しました。

なので、1995年に奈良市内の彫刻家中西

重久氏が製作したブロンズ像が建っています。

 

行基(668~749年)肖像画です。

(堺市立博物館蔵より)

行基は現在の大阪府堺市西区の

家原寺町で生まれました。

行基が教えを受けたとされる道昭は、

入唐して玄奘の教えを受けたことで

有名です。大宝4年(704年)、生家

を家原寺と改めて、母と大和の佐紀

堂で暮らし、40歳で生駒山の草野

仙房に母親と移り修行しました。

43歳で母を亡くし3年間喪に服しま

す。

寺と僧侶を国家機関と朝廷が定め、

国家機関以外の直接民衆への仏教

布教活動を禁じた時代でした。彼は

禁を破り、畿内を中心に民衆や豪族

など階層を問わず、広く仏法の教え

を説き、人々より篤く崇敬され行基

菩薩とまで言われました。知識と

呼ばれる新しい形の、僧俗混合の

宗教集団を形成し、道場や寺院を

49院、溜池15窪、溝と堀9筋、

架橋6所、困窮者のための布施

屋9ヶ所の設立、井戸の掘削数

多数など、国家がやるべきような、

数々の社会事業を各地で行いま

した。

朝廷から「行基小僧」と言われて、

再三弾圧されますが、民衆の圧

倒的な支持を得て、朝廷もその

力は無視出来ないものになりま

す。その後、聖武天皇に認めら

れ、奈良の大仏(東大寺)造営

費用勧進に協力します。藤原氏

出身の光明皇后は行基を気に

入らなかったようです。

 

聖武天皇家系図です。

聖武天皇陵は多聞山城跡にあります。

長屋王は藤原氏により暗殺されます。

 

そして、日本初の大僧正の位を

もらい、大仏造立の功績により、

東大寺「四聖」の一人に数えら

れます。大仏造営中に、749年

に喜光寺で81歳の時に死去し

ます。生駒市の往生院で火葬

後竹林寺に遺骨が納められ、

多宝塔を墓所としました。こん

なに多くの慈善活動をしたお坊

さんは、世界史の中でも稀な

存在です。

 

①付近にあるあみ乃という店で

午後2時頃に昼食をとりました。

 

お昼に食べた定食です。

750円と安く、量も多めでした。

 

上図①から東向通商店街を南へと

歩きました。

 

東向商店街です。

 

少し歩くと

左側にキリスト教会があります。

 

奈良キリスト教会の親愛幼稚園です。

和風意匠の外観になっています。

 

解説板です。

珍しい造りなので重要文化財です。

 

上図Aの角に南都銀行があります。

 

上図Aの角に南都銀行本店があります。

ギリシア様式の古典的デザイン建造物

で、正面のイオニア式円柱のデザインが

見事です。外壁には岡山産の花崗岩と

褐色の煉瓦を使用し、構造は鉄筋コンク

リート造の3階建(一部4階建)地下1階

の建物で、外観が奈良唯一のギリシア

様式建築です。

大正15年に奈良郵便電信局跡地に、

旧六十八銀行の奈良支店として建設

されました。昭和3年に旧六十八銀行

は奈良支店を新本店としました。

平成9年に国の登録有形文化財となり

ました。

2024年には近所に建設中の新本店

ビルに本店が移るようです。

 

 

 

三条通りを挟んで、筋違いですが

下図Bにもちいどの商店街があり

ます。

 

 

今回はここまでで、明日に続きます。

 

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