土浦城(続日本100名城) 8 土浦市立博物館後編 | みどりの木のブログ

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昨日の続きです。

今回は土浦市立博物館後編です。

2階にある展示品の一部を紹介

します。

 

土浦博物館2階から見た西櫓です。

 

高瀬舟の1/5模型です。

底が平らで浅い所でも運行できます。

鉄道開通後も安いので利用されました。

 

解説板です。

 

高瀬舟解説板です。

 

赤い線に沿って土浦と江戸を運行

していました。

距離としては陸上運搬の方が江戸

まで短いです。

 

川口河岸は昭和11年でも、

港として賑わっていました。

その後は埋め立てられて、

駐車場になりました。

 

土浦城のジオラマがあります。

外丸にあった御殿は明治維新

後は裁判所になりました。

 

外丸にあった裁判所です。

 

現在は裁判所の建物が

鉄筋コンクリートです。

 

江戸時代中期の土浦城絵図です。

水戸街道を惣構内に通しているの

で、城下町が栄えました。

 

江戸時代後期の土浦城絵図です。

ピンク色が武家地です。

黄色が町家地です。

 

豪商の色川家屋敷模型です。

 

 

 

白鳥村の名主富岡家住宅模型です。

 

解説板です。

 

土浦八景図です。

  銭亀夕照    ゆふたちや日の暮直す橋の反
  下田落雁    雁落る音に雁たつ下田かな
  神龍寺晩鐘  寒き夜のひとちからなり鐘の音
  霞浦秋月    是とても春は霞む歟浦の月
  鷲宮夜雨    寝こころや神楽のあとの雨の音 
  桜橋晴嵐    魚さばく声から晴てきりの朝
  川口帰帆    帰る帆に向かふて出すや涼み舟
  北門暮雪    降暮し雪やともかく関の前

これらの八景の句より江戸時代の俳人

内田野帆(やはん)が選んだものです。

 

源頼政と猪早太の山車人形です。

明治8年に制作された人形です。

 

人形の解説板です。

源頼政は保元の乱と平治の乱

で勝者の平家側に属し、戦後は

平氏政権下で源氏の長老として

中央政界に留まりました。

源三位(げんざんみ)頼政とも言

われます。

1180年に後白河上皇の皇子

以仁王を奉じて平氏打倒の兵

をあげますが、平氏に討たれ

て、5月26日宇治平等院で

戦死しました。

 

 

鵺(ぬえ)退治の昔話

 

平安末期に近衛天皇在位

(1151~1154)のときの

ことです。 近衛天皇は正

体の知れないものによって、

毎晩うなされていました。 

それというのも毎夜丑の

刻(午前2時)になると、

天皇の御殿の上に黒雲が

たちこめ、それと同時に、

天皇は苦しみだすのです。

何か対策を立てようと、

公卿が集まって詮議した

結果、源頼政に白羽の

矢が立ちます。頼政は

怪物を退治せよなどという

命令は聞いたことがない。

そう呟いてみたものの勅

命とあらば、参内しない

わけにはいきません。 

頼政は、信頼している猪

早太(いの はやた)と

いう部下一人を連れて、

天皇の警護に向かいま

した。 丑の刻になると、

聞いていたとおり、東方

より黒雲が立ち込めて

きました。黒雲の中に
不信な影が動いている

のを見た頼政は、矢を

弓につがえながら、

「南無八幡大菩薩」そう

念じると、怪しい影に向

かって矢を放ちました。

怪しい影は地に落ちま

した。頼政が猪早太と

ともに、その場へ駆け

つけてみると、暗闇の

中に怪しい姿がうごめ

いていました。

「生かしてはおけぬ」と、

猪早太が刀でとどめを刺

してから、火明かりで見

るとこれまで見たことが

ないような妖怪でした。

なんと、頭は猿・胴体は

狸・尾は蛇・手足は虎と

いう形をした鵺(ぬえ)で

した。  この報告を聞

いた天皇は大変喜びで、
獅子王という御剣を頼政

に与えました。   

 

 

今回はここまでで、明日が最終回です。

 

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