偕楽園 3 義烈館 | みどりの木のブログ

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1日おきに更新しています。

昨日の続きです。

今回は義烈館です。

義烈館とは

義(義公)徳川光圀と、烈(烈公)

徳川斉昭の関連展示場です。

 

義烈館の門柱です。

この門柱はもとは明治に完成した、

大日本史と関連収集資料を保管した、

彰考館文庫の門柱です。

 

義烈館は常盤神社境内にあります。

本殿の右側です。

 

門の右側ある解説板です。

彰考館文庫は1945年の

米軍空襲で焼失しますが、

主要な資料は疎開してい

たので焼失を免れます。

この空襲では常盤神社

も本殿が焼失します。

 

義烈館の前庭です。

ここにいろいろなものが展示

されています。

 

義公鑽仰碑です。

 

解説板です。

 

 

浪華の梅とその左に歌碑

があります。

梅は何代目かのものでしょう。

 

梅の別名を「好文木」といい、

徳川光圀が「なにわの梅」を

取り寄せて、大日本史の編纂

所である、彰考館の庭に植

えたのが始まりです。

偕楽園の「好文亭」はここか

ら名付けられました。

 

水戸斉昭が大砲製造で使用

した溶解炉です。

市内神崎に大砲製造所をも

うけ、太田村の鋳物師を召し

て製造するときに使用しまし

た。

 

溶解炉

 

火薬壺です。

昭和6年の水戸城発掘で

発掘されました。

 

火薬壺の解説板です。

 

「知足の蹲」でコピーされたものです。

 

本物は龍安寺の茶室前にあります。

手水鉢は「知足の蹲踞(つくばい)」

と呼ばれています。

知足とは「足を知る」という意味で、

人間の欲を戒める言葉として禅宗

のお寺などでよく引用される言葉

です。

 

龍安寺の本物です。

 

水を溜めておくための中央の四角

い穴が、4つの漢字(吾唯知足)の

「へん」や「つくり」の「口」として共

有されているのが見どころであり、

吾唯知足と読むことができます。
吾唯知足には『われ、ただ足る』

という意味が込められており、

その意味合いから、石庭の石が

「一度に14個しか見ることができ

ない」ことを「不満に思わず満足

する心を持ちなさい」という戒め

の意味が込められているのだと

か。

 

義烈館入口です。

内部は写真撮影禁止です。

なので、義烈館Webページ

からいくつか紹介します。

 

これはポスターです。

黄門様の像は後世のものです。

 

この肖像画が水戸光圀に

一番似ていると思います。

 

大日本史です。

『大日本史』の編纂にあたり、

光圀公は中国の史書にならっ

て「紀伝体」という編集形式を

とりました。天皇の本紀にはじ

まり、皇后・諸臣の列伝、外

国伝、神祇志、仏事志などの

十志、など全397巻、目録5

巻という膨大なものとなりま

した。

史臣の採用は、浪人・庶民で

も有能なものを全国的に選抜

採用し、各自の能力を十分に

発揮できるようにしました。

史料の最も多い京都の人を

多く採用したのは朝廷・公家・

社寺との交渉に力を入れた

からです。

 

黒船来航時に

斉昭が製造させた大砲『太極』です。

大砲『太極』は銅製火縄式の大砲で、

口径35.7cm、砲身127cm、口辺の

厚さは9cmです。 斉昭公の手蹟で、

筆太に「太極」の銘が浮彫に鋳られ

ています。型式は臼砲に属し「天砲」

と言いました。 これにケヤキ材の、

径58センチ、厚さ32センチの四輪の

車架がつけてあります。 

 

徳川斉昭肖像画です。

 

この大砲は1842年から翌年にか

けて斉昭公が設計し、領内の寺院

の鐘や仏像などを原料として鋳造

された75門のうちの1門で、ほか

の74門は1853年ペリー来航の

年に、江戸湾防備のため、弾薬と

ともに水戸街道を人馬で牽引して

江戸へ運び幕府へ献上されました。

有効射程が短い旧式です。

新式の鉄の大砲も那珂湊に反射

炉を築いて、鉄製の大砲を鋳造さ

せて武備の充実を図りました。

 

その他に、書画・鎧兜・刀剣などの

展示がありました。珍しい両刃刀の

展示もありました。

 

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