白河小峰城(日本100名城) 1 歴史 | みどりの木のブログ

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1日おきに更新しています。

今回から白河小峰城(こみねじょう)の

紹介です。2021年4月17日に訪問

しました。

今日は歴史です。

 

復元天守と桜

 

小峰城周辺のグーグル地図です。

 

小峰ヶ岡と呼ばれる標高370mの

東西に細長い(長さ約450m、幅

約80m)独立丘陵を利用して築

城した梯郭式の平山城です。

本丸は、この丘陵の西端に位置し

周辺の低地との高低差は25~

30mほどあります。

 

北側には阿武隈川が流れています。

 



南北朝・室町時代

1340~1369年に、結城宗広の嫡子

親朝(小峰氏を創設)がこの丘陵に城

を築いたのが始まりです。

1504~1520年頃に一族の内紛で

小峰家が覇権を握り、白河結城氏の

本拠が小峰城となります。

 

戦国時代

天正年間には常陸佐竹氏の影響下

におかれ、その後天正18年(1590

年)豊臣秀吉の奥州仕置きによって、

白河結城氏は所領を没収され、結城

氏の白河地方の支配は終わります。

 

安土桃山・江戸時代

その後40年にわたり白河は蒲生氏、

上杉氏など会津藩の領地となります。

城代が当城におかれました。

1627年に、10万石余で棚倉より

入封した丹羽長重が白河藩主とな

ります。石垣造りが得意でした。

 

丹羽長重肖像画

 

1629年に幕命で石垣のある近世

城郭へ大改修をします。天守は一

国一城令以後の築城のため建てら

れず、天守の代用として御三階櫓

が1632年に建てられて、近世の

小峰城が完成します。

1637年に丹羽長重が亡くなり、

子供の光重が跡を継ぎ二代藩主

となります。光重は文化人として

も知られ、茶道を石州流の片桐

貞昌に学んで奥義を極めたり、

絵画を狩野益信や狩野常信に

学んで狩野派画風の作品を描

いたり、また華道や書道にも造

詣がありました。『土芥寇讎記』

には光重は美童を甚だしく愛し

たとあり、寵童を狩野益信が描

いた「西村志摩之助画像」が、

二本松市の台雲寺に残ってい

ます。

 

丹羽光重肖像画です。

 

1643年に丹羽光重は二本松

に移封されて、近世二本松城

を築城して、二本松藩初代藩主

となりました。(前回紹介)

1701年に死去(享年80)

 

 


完成した白河小峰城の絵図です。

 


現地にあったポスターです。

寛政の改革で有名な松平定信

も城主でした。

丹羽の次は、松平(榊原)、本多、

松平(奥平)、松平(結城)、松平

(久松)、阿部氏と6家19代にわ

たる居城となりました。

北東北の伊達家などへの押さえの

役割をもっていました。

1866年に阿部氏の棚倉移封後

は幕府管理となり、白河藩は消滅

します。

 

明治維新後

 

1868年の戊辰戦争白河口の戦

いにより落城焼失します。

 

落城焼失した小峰城古写真です。

 

白河口の戦い墓・慰霊碑解説板です。


1991年に三重櫓が木造復元

されました。

 

天守代わりの三重櫓です。

 

1994年には前御門が木造で

復元されました。

 


内側から見た前御門です。

平成18年(2006年)には

日本100名城に選定されま

した。

今回はここまでで、明日に続きます。

 

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