五條新町 11 最終回 五條新町の東の端 | みどりの木のブログ

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1日おきに更新しています。

昨日の続きです。

今回は五條新町の東の端です。

五條新町シリーズはまちや館

から始まったので、その東側

の紹介がまだでした。

 

下図⑥の山本本家酒造さんです。

 

⑩がまちや館です。

⑥と⑧は山本本家です。

 

徳利看板の山本本家主屋です。

この主屋は19世紀初頭の建築

です。商品は清酒「松の友」です。

広大な敷地で、上図西川を越え

て、⑧にも敷地があります。

 

西川です。

先の方に橋が架かりますが、

橋の両方が山本本家です。

⑧が見えます。

 

西川に架かる鉄屋橋の奥に

改装中の家が下図⑦にある

「餅商一ツ橋」です。

大正時代創業の和菓子店で、

店主高齢のため閉店してい

ましたが、今回改装されてい

ます。復元するようです。

 

 

 

ありし頃の古写真です。

大きな看板が五條新町の

ランドマークでした。

 

上図⑤の櫻井写真館です。

もとは昭和10年に建築され

た五條信用組合の建物です。

五條新町では珍しい西洋風

建築です。

 

③と④の栗山家と、②の中家は

まちなみ伝承館で紹介しました。

なのでここでは紹介しません。

次は五條町になりますが、下図

右端部分の紹介です。

 

初めに中邸の横にある

森田節斎宅跡です。

 

森田節斎宅跡です。

現在は他人の家になっています。

 

解説板です。

 

文化8年(1811年)11月、大和国

五條に森田家3男として生まれる。

9歳で医者だった父を亡くし、母に

育てられました。

15歳ころに京にのぼり猪飼敬所に

医術を学びます。

18歳で頼山陽に経書を学びます。

20歳ころに昌平黌において古賀

侗庵に師事します。

1832年に昌平黌を去って全国

に遊学し、安井息軒、塩谷宕陰、

野田笛甫らと交わり、その交遊

は梅田雲浜、頼三樹三郎(頼山陽

3男)、宮部鼎蔵らへと拡がってい

ます。

大和、備中上成村、伊予などの

塾で子弟の教育にあたります。
またある時期には京都に出て、

誓度寺において弟子をとり学問

を教えたともいいます。
この頃からの節齋は、その優れ

た文才と、『弁難攻撃余力を残

さず』といわれた激しい憂国の

弁論で、幕末における尊皇攘夷

論者の総帥としての地歩を固め

ていきました。
その門下生には、巽太郎、吉田

寅次郎(吉田松陰)、江堵五郎、

乾十郎、日下玄瑞、安元社預蔵、

万才庄助らがいます。

思想が過激なために幕府から

追われる身となります。

晩年備中の廣江又兵衛の招

きにより倉敷において学校を

開き、274名もの門下生を集

め学問を講じます。
しかし、ここでも過激な指導で

あったため、幕府から注意

人物として警戒され、追求の

手がのびます。
以後亡くなるまで、大和五条、

紀州粉河などを転々としました。
そして慶応4年(1868年)7月

紀伊国那賀郡荒見村において

病没、享年58歳、門人たちが

愚中庵善通寺に葬りました。

 

次は門下生であった乾十郎です。

 

右端に乾十郎宅跡があります。

 

乾十郎宅跡です。

今は別人のお宅です。

 

解説板です。

森田節斎の弟子として、

尊王の志士となり、天誅組

の五條代官所襲撃に加担

します。坂本龍馬や勝海舟

とも親交がありました。

1864年に京都で処刑さ

れました。

 

次に国道24号線と168号線の

本陣交差点にある道標です。

 

 

 

本陣交差点です。

江戸時代1855年に建てられた

道標があります。

 

南側から見たところです。

 

東から見たところです。

昔は火が灯されていた

のでしょう。

 

次に天誅組本陣となった

櫻井寺です。

 

 

櫻井寺入口です、

中央に石碑があります。

 

解説板です。

 

天誅組本陣跡石碑です。

 

櫻井寺山門です。

 

現在の櫻井寺本堂です。

 

天誅組が本陣にした旧本堂です。

 

最後に井沢宣庵の墓です。

 

最後に五條市役所の下にある

井沢宣庵の墓です。

 

常楽院です。

ここに井沢宣庵の墓があります。

 

井沢宣庵の夫婦墓です。

 

 

解説板です。

 

津藩に降伏し医者として

参加しただけとして釈放

されますが、その後幕府

役人に逮捕されます。

1860年に井伊直弼が

暗殺されています。

天誅組の変は1863年

です。

1865年に京都の牢獄

で毒殺されました。

あと2年生き延びたら

明治維新でした。

 

 

これで五條新町の紹介は終わ

りです。

明日からは島原城の紹介です。

 

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