菅谷館(続日本100名城) 4 畠山重忠 | みどりの木のブログ

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1日おきに更新しています。

昨日の続きです。

今回は畠山重忠です。

 

下図⑨にある畠山重忠

(しげただ)像です。

今回は菅谷館を造った

彼についてです。

 

下が北の案内板です。

 

重忠と菅谷館跡の解説板です。

 

1164年に畠山重忠は、武蔵国

男衾郡畠山館で生まれます。母

は三浦義明の娘でした。幼名を

氏王丸といいました。

この年は平清盛が厳島神社に

法華経(国宝)を納めており、そ

の3年後には清盛が太政大臣

になっています。

 

畠山氏系図です。

 

1180年に源頼朝が平家追討

の兵を挙げた時に17歳であり

ながら、京都に在った父重能に

代って一族を率い、大庭景親

の求めに応じて平家側に味方

して相模国まで兵を進め三浦

氏(母の実家)を攻めます。

しかし、石橋山の合戦に敗れた

頼朝が房総で再挙し、2万の

兵で武蔵に進出した時、祖先

が源義家から拝領した源氏の

白旗をもって、長井の渡しで

河越重頼、江戸重長ら同族と

ともに、頼朝に帰順したので、

頼朝は感激します。

しかし、父の重能が京都で、

平家方であるため、頼朝は

重忠を信用しなかったようで

す。

富士川の合戦や宇治川の

戦いで先陣をしています。

一の谷の合戦では、馬を

背負って谷を下り戦いまし

た。先陣することが多いの

は信用されてなかったとも

言えます。

 

一の谷で馬を背負う畠山重忠

これは作り話という説もあります。

(江戸時代の浮世絵)

 

1187年には重忠が地頭であ

った伊勢国御厨の代官が不正

を働き、その年9月には重忠は

囚人として千葉胤正に預けられ、

所領四か所を没収されます。

このとき重忠は謹慎のために

絶食したので許され、菅谷館

に籠りました。このことを梶原

景時が「重忠謀叛」とざん言し

ますが、下河辺行平らのとり

なしで頼朝に許されました。

 

1190年、頼朝が初めて上洛

する際の大行列の先陣を命ぜ

られたことで、頼朝からの信頼

を得たようです。重忠27歳で

した。

1198年に稲毛重成が亡妻

供養のため相模川に橋をかけ

この日供養をする、頼朝この

式に出席し帰途落馬します。

1199年に頼朝死去(53才)。

同年に源頼家が17才で将軍

の跡を継ぎます。

同年4月12日に将軍親政を

排し、十三人による合議制と

します。

 

2022年のNHK大河

ドラマは三谷幸喜作

小栗旬(北条義時)

主演『鎌倉殿の13人』

に決定

 

1205年に北条時政が平賀朝雅

のざん言により、重忠親子を誅す

ることを謀るも、嫡男北条義時が

重忠を弁護します。しかし、牧の方

が義時に再三重忠謀反と訴えます。

 

北条義時

 

同年6月22日の朝、畠山重保が、

三浦義村に油井ヶ浜で討たれます。

菅谷館を出て、鎌倉に向かう途中

の二俣川(横浜市旭区二俣川))で

義時・時房率いる2万の大軍の

襲撃を受けます。家臣の本田・

榛沢らの近臣は、この際国に帰

って陣を立て直すことをすすめた

のですが、重忠は「梶原氏がそれ

をやったが滅ぼされてしまった。

重忠は幕府に異心などないから

こそ、進んで討たれても武士の

名誉を重んずる」といって聞き入

れずに戦い、愛甲三郎季隆の

矢に射られて最後を遂げます。

畠山重忠以下の二男小次郎

重秀も含めて134名討死しま

す。

 

畠山重忠の墓と伝わる

五輪塔です。

 

今回はここまでで、明日に続きます。

 

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