熊本城 11 本丸御殿など | みどりの木のブログ

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1日おきに更新しています。

昨日の続きです。

今回は本丸御殿などです

 

宇土櫓と平左衛門丸です。

平左衛門丸から仮設陸橋で天守広場

に行きます。

 

右に本丸御殿が見えます。

 

最初は本丸御殿です

 

仮設の陸橋を上る途中で右手に見えた、

本丸御殿と崩れた石垣です。

 

仮設の陸橋を上がり、上の天守前広場

から見たところです。

 

赤い線に沿って歩きました。(上が北)

 

本丸御殿は公開ルート右側に見えます。

 

さらに進むと

 

本丸御殿の右端です。

 

本丸御殿です。

木があり全体が見通すことが出来ません。

 

さらに進むと

 

大銀杏の木があります。

 

大銀杏の解説板です。

この銀杏は加藤清正お手植えと言われ、

熊本城が別名「銀杏城」と呼ばれる由来

となる木です。西南戦争で焼けましたが、

小さい芽が出て、ここまで大きくなりまし

た。

さらに進むと

 

この天守広場には井戸があります。

壁などが傷んでいます。

石垣が崩れたので、建物が沈んで

昭君の間が少し変形したそうです。

本丸御殿は1610年ごろ加藤清正

により建設され、後に細川忠利が

増築と改修を行って造られました。

慶長期の武家書院造の特徴であ

る豪華絢爛な装飾が施され熊本

藩の政庁にふさわしい高い格式

を持った建物です。公の場である

「対面所」の他に、藩主の居住す

る書院や台所などもあり、総畳数

は1570畳もあります。御殿全体

が石垣の上に乗った構造になって

いるのも他に例を見ない特徴で、

地下に穴蔵のような空間があり

御殿の玄関もここにあります。

明治10年の西南戦争直前に、

火災で天守とともに焼失しまし

た。残された平面図・絵図・古

写真などを手掛かりにして、

2008年に復元されたばかり

でした。

 

本丸御殿下の地下通路です。

本丸御殿の床下には石垣でできた地下

通路がある特別な構造で、御殿への正

式な入口も地下にあります。闇り通路

(くらがりつうろ)と呼んでいる地下通路

は、日本全国の御殿建築のなかでも、

異例なもので、熊本城の防衛を知る見

どころのひとつです。

本丸御殿大広間のなかでも最も格式

が高いのが「昭君之間」です。鉤型の

上段を持つこの部屋の壁には、狩野

派の絵師によって、中国の漢の元帝

時代の悲劇の美女「王昭君」の故事

が描かれ、天井には四季折々の植物

が描かれていました。

 

 

王 昭君肖像画です。

 

王 昭君(おう しょうくん、紀元前1世紀)は、

漢人でありながら、匈奴の呼韓邪単于の妻

にされて、呼韓邪単于が亡くなると、義理の

息子だった、復株累若鞮単于の妻にされま

した。楊貴妃・西施・貂蝉と並ぶ古代中国

四大美人の一人に数えられます。 

 

 

地震前の本丸御殿は

 

昭君の間で、手前は若松の間です。

 

この部屋には鶯張りの廊下や外へと

通じる隠し通路があったといい、藩主

の居間として使われていたようですが、

NHK放送番組では、豊臣家の有事

に際し、秀吉の子秀頼を密かに匿う

ために造られた部屋であると言われ

ています。表面上は天下人の徳川家

康に恭順しながらも、秀吉への恩を

忘れない清正の忠義を示しているそ

うです。

また一説には「しょうくん=しょうぐん」

(将軍)の意とする説があります。

(当時は濁点を打たないので、仮名

で書けば同一になります)

 

本丸御殿間取図です。

 

内廊下です。

 

石垣側の外から見たところです。

昭君の間は左端です。

(施工された平野木工さんより)

 

左端は数寄屋です。

 

さらにこの左側には長局櫓があります。

 

長局櫓です。

本丸御殿と同時に復元されました。

南側(右側)半分だけの復元です。

 

 

長くなるのでここまでで、明日最終回です。

 

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