昨日の続きです。
今回は毛利隆元（元就の長男）と郡山城石垣
です。
最初に郡山城石垣です
下図御里屋敷跡の上にあります。
酉谷地点石垣跡です。
酉谷地点石垣跡は地図⑱の下にあります。
常栄寺は１５６３年に亡くなった隆元の菩提
寺として、翌年に建立されました。のちに
山口に移転しています。
石垣の横にある解説板です。
発掘調査部分を拡大すると
この石垣の上には郭があり、さらにその
上の郭には鍛冶炉跡がありました。
ここで武器を製造していたのでしょう。
石垣の拡大写真です。
次に元就の長男：隆元の墓です。
下図⑱のところです。毛利元就の長男
隆元墓所への階段です。上がると隆元
の墓があります。
上図⑭の元就の長男毛利隆元の墓です。
毛利元就が隠居して、毛利家当主になりますが、
尼子氏討伐のため出雲に在陣している父・元就
を援護するため、長男の隆元は遠征先へ出発し
ました。移動の途中では毛利家家臣の和智誠春
(わちまさはる)の館に招かれて、もてなしを受け
ました。宿舎の蓮華寺に帰った翌日の未明に、
急病を発し４１歳の若さで病死します。
死因は食あたりとも、毒殺とも言われています
が真相は不明で、陰謀的なものはなく、後年、
誠春と隆元の身の回りを世話していた、赤川
元保は、元就の嫌疑によって誅伐されました。
きっちりと世話をしていなかった責任を取らさ
れました。大きくなった毛利家の内政を取り仕
切り、隆元は過労気味だったかもです。
毛利隆元肖像画です。
戦に向かない温厚な性格だそうです。
今回はここまでで、明日に続きます。
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