クレオパトラ7世の復顔に挑戦してみました | みどりの木のブログ

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 クレオパトラ7世(紀元前69年から30年)は世界
3大美女として有名です。彼女はエジプトのプトレマ
イオス王朝の最後の女王でファラオでした。
 首都はアレキサンドリアで、この都市はマケドニア
の、アレキサンダー大王がエジプト遠征した紀元前
332年に、初めて彼自身の名前を都市名にします。
大王の死後、部下であったプトレマイオス将軍が、
エジプトを支配して始まったのがプトレマイオス王朝
です。当時アレキサンドリアは世界一の文化都市と
して、蔵書が70万冊もあったアレキサンドリア図書館
や、世界7不思議の1つである、ファロス島の大灯台
もありました。

クレオパトラ7世支配当時のアレキサンドリア
有名な学者もたくさん暮らしていました。たとえば、初めて地球の直径を測った
エラトステネスやアルキメデス、幾何学原論のエウクレイデスやヘロンなどです。

クレオパトラは18歳の時に、父のプトレマイオス12世が死去して後、弟の
プトレマイオス13世と結婚して、エジプトを共同統治しますが、プトレマイオス
13世はローマからの独立を目指します。クレオパトラはローマと仲良くしよう
とします。このため、クレオパトラは夫に追われて
東部国境のペルシオンへと
逃亡します。しかし、カエサルがエジプトに来た時に絨毯にくるまれて、秘密裏
にカエサルと面会します。

クレオパトラがカエサルに会う有名な場面で左端がカエサル
(ジャン=レオン・ジェローム画、1886年)


2人は愛し合いカエサリオンという子供までつくります。
ローマ元老院(ローマ貴族とローマが支配した部族の長で構成
される)はカエサルが皇帝となることを嫌い、やりたい放題だった
カエサルを暗殺します。
 このあとカエサルの部下の将軍だったアントニウスと愛し合う
のですが、カエサルの跡継者オクタビアヌスのローマと対立して、
ギリシャ西岸のアクティウム海戦に敗れ、毒蛇に胸を噛ませ死去
します。
 歴史家プルタルコスは、クレオパトラを、複数の外国語(エジプト語
・シリア語・パルティア語・アラビア語・ヘブライ語など)に通じた知的
な女性と伝えている。ちなみにその容貌については、「彼女の美貌そ
のものは、美人コンテストで優勝できるようなものではない。」と言って
いるが、クレオパトラの死後約100年くらい経っているので、聞き伝え
によるものである。
 クレオパトラという名前の女性も多く、後世いろいろな復顔をされて
いる。
 唯一信憑性のあるものは、当時アントニウスが造ったクレオパトラ
貨幣である。
 

クレオパトラ7世金貨
これを何日も見ていると、2000年以上前のものですが、私の心に
浮かび上がってくる姿があります。なので、これを白黒にしてこの上に
似顔絵を描きました。

白黒にしたもので、何日もこれを見たうえで、この上に彩色しました。

クレオパトラ7世

これがクレオパトラの似顔絵です。横顔だけですが、私は知的な美人だと思いました。
ウィツキペディアにある大理石のクレオパトラ像(クレオパトラという名前の女性が多か
ったといいます。)とは顔が違うので、ウィッキにあるのは別人だと思います。

クレオパトラの動画


下の動画はクレオパトラの場面だけの動画です。