She has thick skin and trusts herself | 8-hour workdays

8-hour workdays

音楽を中心に、気ままにブツブツ

会社の関連施設に仕事で向かった.

応対してくれたのは女性で

若くしてグループ長になった方だ.

 

業務の中で会話をしていると

同じ大学の学部の後輩であることが分かった.

ここの施設にはめったに

同窓生はいないため,

どの教授に習ったのか,

○○という教授のテストは

世代が変わっても

鬼畜だったかなどで

盛り上がっていた.

 

大学と言うのはカラーがあるんだろうか.

その人と会うのは初めてではないが,

前から話しやすいと思っていた.

 

一方,グループの30代の女性とは

どうもかみ合わない.

仕事は相当できるのだが,

ほとんどをロジックで考えるため

正しい正解は何かということだけに

終始してしまい,無駄だと思う部分は

すぐに切り捨ててしまう.

 

「そう言えば去年,関連施設の○○エリアに

 訪問したとき,寒い寒いと言っていたけど,

 今日は大丈夫そう?」

 

「そんなの行ってみなきゃ

 わからないじゃないですか」

 

確かにロジックで考えれば,

その日のエリアの温湿度データが

無ければわからないのだが,

そういう意味で質問をしたわけではない.

 

雨も降っていたし,

着ている服で寒さをしのげそうですか?

というところから,コミュニケーションを

取ろうとしたのだ.

 

いろんな要因を加味した

体感温度への影響分析をしてください

と言ったわけではない.

 

コミュニケーションの中には

無駄だと思われるやり取りも

自分は必要だと考えている.

大抵は馬鹿げた話が多いのだが,

彼女は,そこらへんは相手にしない.

また感情的というロジックで表せない

曖昧な部分は表面や言葉に出さないため,

AIかチャットボットと話しているようで

暖かみが感じられない.

 

おそらくぶれない自分,

一定の基準で動くという

サイボーグ的な部分に

価値観を置いているのだろう.

 

ただ人として接しようとしている自分は

結構その対応がしんどい.

沈黙の中,凍てつくような

空気感が胸にささる.

 

こっちがグループをまとめるために

少しづつ歩み寄っているのだが,

Elastic Heartの

PVみたいなことをする

 

 

なんでこんな風になったんだろう.

 

最初はこんなんじゃなかったのにな.

自分だけになのかもしれない.

生理的に嫌われているのなら

対処のしようがない.

 

一方,前職から転職してきた元同僚は

ものすごくよくしゃべり,明るい.

 

今回初めて,4人で関連施設に

社用車で移動した.

 

長老が運転,グループの女性が助手席,

自分と元同僚は後部座席に乗った.

 

元同僚と長老は業界活動で

以前からお互い知っていたため,

話が弾む.

後部座席と運転席でも

会話が途切れない.

 

長老も饒舌になる.

ただグループの女性は

助手席にいるが,

話には入ろうとしない.

ずっとスマホを見ている.

 

元同僚が大きな声で笑う.

長老も笑う.グループの女性は

何も感じていない.ただ黙っている

自分は車内バランスを取るため,

話題に入っていけたが,

黙っていた.

 

Avril Lavigneのlyricsで

 

I don't want a conversation

I just want to cry in front of you.

 

というくだりがあるが,

このぐらい感情を出して欲しいもんだ.

 

まあ無理だろうけど.