僕は眠らない。 -7ページ目

僕は眠らない。

魚は眠らないように見えるんだけど、何気に寝てるね。
そして僕はそんな魚たちを求めて眠らない、いや眠れない。

沢川のくだりにも書いたが、
イワナに対して異常なほど憧れがある。
今でこそ、観光地へ行けば串に刺さったイワナが
塩で焼かれて並んでいるが、
養殖事業が確立されていなかったころの、
生まれも育ちも東京の小学生にイワナは幻の魚だった。

できの悪い小学生のころ、
春休みにたまたま帰省していた北大生に
家庭教師をしてもらっていた。
北海道でイワナは簡単に釣れるとか、
水産学部はアラスカに遠洋実習行くとか、
釣りキチ小学生には鼻血が出そうな余談が多く、
揚げ句の果ては小学校の卒業文集に
『北海道大学水産学部でオショロコマの研究をしたい』
と書いていた。

附属高校を受験した時点で
そんな夢はとっくにすっ飛んでいて、
最近、新橋駅前の古本市で偶然見つけた本がこれである。

イワナの謎を追う (岩波新書 黄版 272)/岩波書店

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僕の小学生の時の夢を、
そのずっと前に実現していた人がいたと知る。




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最初にこの公園の存在を知ったのは偶然で、
ダイエットを兼ねて早朝に自転車に乗っていたときだった。
広尾に住んでいた僕は明治通りを北上し、
ぐるっと回って南下、夢の島を通り過ぎ、
休憩するところを探して行き着いたのが若洲海浜公園だった。
季節は8月、平日の朝にも関わらず、
エサ釣りの人たちで賑わっていて、
機会があれば、今度来ようぐらいな気持ちでその場を後にした。

機会はすぐに訪れて、
次の週に一番下の小学生の娘を預かることになり、
アオイソメを買って釣りに出かけた。
現場で釣りをすると、生エサで釣りをする人は少なく、
ほとんどの人はサビキ仕掛けでサッパを釣っている。
娘をさとしながら諦めていると隣の釣り人が、
もう帰るからと言って、仕掛けをひとつくれた。
それから1時間ほど、娘は30尾のサッパと遊び、
キープした魚は南蛮漬けになったという。

また次の週、はまってしまった下の娘は
上の娘を連れて行こうと言い出した。
今度はサビキ仕掛けを買い、竿2本、2時間で130尾。
持って帰った魚を見て元嫁はさばくのは私だ、と怒ったと言う。

数年たった今でも電話をするたびに、
『お父さん、釣り行こうよ。』と言ってくれる娘がいる。



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僕のフライフィッシングは山岳渓流が常である。
フリーストーンというよりも、沢登りに近い。
何故かというと、釣りを始めた小学校のころより、
イワナに対して異常なほどの憧れがあるからだ。

その日は夏のテレストリアルのパターンで、
川に入ってすぐに25センチくらいのイワナを
ライツロイヤルで釣った。
空は晴れていたが、川を遡って行くうちに
水が少し濁り出し、
まだ、ささ濁りだから大丈夫と油断していたが、
気がつけば身動きが取れなくなっていた。
普段はひざ下、深くても股あたりの水深が、
いつのまにか腰のあたりまできていたのである。

どうやら山頂で瞬間的な大雨があったようで、
ドバッと水が増えたらひとたまりもないことは
言うを待たないが、徐々に増えた水に気がつかず、
危ういところで引き上げた。

鉄砲水はドバッと来るものだけかと思っていたが、
自然の驚異はまったくもって侮れない。



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