最初にこの公園の存在を知ったのは偶然で、
ダイエットを兼ねて早朝に自転車に乗っていたときだった。
広尾に住んでいた僕は明治通りを北上し、
ぐるっと回って南下、夢の島を通り過ぎ、
休憩するところを探して行き着いたのが若洲海浜公園だった。
季節は8月、平日の朝にも関わらず、
エサ釣りの人たちで賑わっていて、
機会があれば、今度来ようぐらいな気持ちでその場を後にした。
機会はすぐに訪れて、
次の週に一番下の小学生の娘を預かることになり、
アオイソメを買って釣りに出かけた。
現場で釣りをすると、生エサで釣りをする人は少なく、
ほとんどの人はサビキ仕掛けでサッパを釣っている。
娘をさとしながら諦めていると隣の釣り人が、
もう帰るからと言って、仕掛けをひとつくれた。
それから1時間ほど、娘は30尾のサッパと遊び、
キープした魚は南蛮漬けになったという。
また次の週、はまってしまった下の娘は
上の娘を連れて行こうと言い出した。
今度はサビキ仕掛けを買い、竿2本、2時間で130尾。
持って帰った魚を見て元嫁はさばくのは私だ、と怒ったと言う。
数年たった今でも電話をするたびに、
『お父さん、釣り行こうよ。』と言ってくれる娘がいる。
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