私は中学の頃から氣功やヨガなどの心身修養法に興味があり、本やビデオなどで自己流の修行を行っていました。
ですから氣を掌や体のあちこちで体感したり、意識によって氣を動かす事は高校の頃から出来ておりました。
均整の学生の頃に勉強を始めた野口整体は氣を使って体を調整する流派で、その修行として行う合掌行氣(がっしょうぎょうき)や活元運動(かつげんうんどう)などは本を見ながら修行しておりました。
私が施術の中心としている12種体型学は、野口整体でも体癖という名で同類の物が存在し、同じ物を違う視点で見ている物ですから、12種体型学を深く学べるのではないかと考えて勉強していました。
やり出すと凝る性分ですから開業して3~4年目の頃は、半年ほど氣だけで調整していた時期がありました。
その頃は患者さんを1m程前に立たせたまま後ろから氣を送り、相手の体に活元運動を起こして調整しておりました。
活元運動とはアクビや背伸びなどと同様に、体を整えるために内部から自然に起こる動きで、活元はこれを意図的かつ盛んに起こしたものを言います。
難しく言うと錐体外路系運動と言います。
目の前で患者さんが無意識に体をクネクネと動かして、私はその動きを盛んに出すために氣を送り続けるといった事をしていました。
均整法からは一時期外れてしまいましたが、掌の感覚を養えた事と悪い処に手が吸い寄せられるという能力が身についたのは収穫でした。
それから数年は氣の研究から離れますが、30代になって野口整体の先生と出会う機会を頂きました。
野口整体歴50年以上の女性の先生で、創始者 野口晴哉(のぐち はるちか)先生の側近で学ばれた重鎮の先生でした。
そこで二年ほど毎月勉強に通わせてもらい、自己流で覚えた合掌行氣や活元運動を再修行させてもらい、さらに氣による調整法の一端を学ばせて頂きました。
さらにその時期フレアー健康法という、やはり氣の流れを整える療法と出会い、創始者の大津山八郎先生や高弟の先生方から教えて頂きました。
ここでの勉強はそれまでの人体観をガラッと変えられる程の理論と気づきがありました。
その当時は古流の武術も修行しており、そこで学んだ経絡指圧は同時期に学んだフレアー理論と融合し、新たな身体調整法として私の中に宿りました。
東洋医学とは、氣という生体エネルギーを滞りなく流通させる事が一番の目的となります。
その為の手段として鍼やお灸、漢方薬、按摩、指圧などがある訳です。
現在では西洋的、物理的な考え方で鍼や灸をする先生が多いと話に聞いたことがありますが、本来は氣というものが分かった上で行われるのが東洋医学というものなのです。
ですから氣をテクニックとして使用ない先生でも、氣の勉強をする方は多く存在します。
私も氣を勉強する事で均整法を外から眺める目を持ち、井の中の蛙とならずに済んでいる思っています。
現在では部分的に氣の調整法を使う事はありますが、均整法メインで施術をしています。
氣の勉強でお世話になった先生方にあらためて感謝いたします。
読んでくださってありがとうございました
(*^^*)感謝