『ぼく』(作 谷川俊太郎・絵 合田里美、岩崎書店) | 近鉄八尾駅前にある鍼灸整骨院 東洋医学の事なら、いど鍼灸整骨院。

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先日、清風高校の2年生がカンニング発覚後に自殺したという報道がなされました。

少し前には、宝塚歌劇団の劇団員……

 

皆さんは「死にたい」と思ったことはおありでしょうか?

それほど思い詰めることはなくても、なんとなく死にたいなぁ、と思ったことのある方は多いのではないでしょうか。

 

今日はこんな本を紹介します。

 

前回同様、谷川俊太郎さんです。

 

 

『ぼく』(作 谷川俊太郎・絵 合田里美、岩崎書店)

 

「ぼくは しんだ」「じぶんで しんだ」で始まり、

「ぼくは しんだ」「じぶんで しんだ」で終わる、

詩人・谷川俊太郎さんが「自死」を想い、言葉をつむいだ、死をめぐる絵本です。

 

 

谷川さんはこの本についてこう書きます。

 

死を重々しく考えたくない、かと言って軽々しく考えたくもない。

死をめぐる哲学的な言葉、死をめぐる宗教的な言葉、果ては死をめぐる商業的な言葉までが氾濫している現代日本の中で、死をめぐる文と絵による絵本はどんな形でなら成立するのか、この野心的な企画はそれ自体で、より深く死を見つめることで、より良く生きる道を探る試みです。

 

 

かねてから私も、死について考えることの大切さを患者さんにも語り続けているのですが、それは裏返せば「自分自身がどう生きたいか」ということでもあります。

 

人間は、おぎゃあと生まれた瞬間から死に向かって飛び続けているのですが、その間をどう生きるか、そしてどう死んでいくか……大切な課題だと感じます。

 

私自身は、合田里美の描くあまりにも美しい日常風景と、巻末の『編集部より』の中の文章にある種の違和感を感じたのですが……。

 

『編集部より』で書かれているように、自死を踏みとどまらせようとするのなら、同じ谷川さんによる『生きる』の方がしっくりくるように感じます。谷川さんが巻末にお書きになっている『〈いま〉の意識』も秀逸。おすすめです!

 

 

『生きる』谷川俊太郎 詩・岡本よしろう 絵、福音館書店)

 

 

機会があればぜひ。

 

 

 

 

 

 

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