先日のブログ(『観じる名碗 樂家相伝の美』(樂 吉左衞門、世界文化社))の中で触れた、「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」(2016~2017年に京都/東京国立近代美術館にて開催)
その図録を書籍化したのがこの本です。
『茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術』(樂 吉左衞門、講談社)
本展は、安土桃山時代、千利休の「侘茶」の具現化の一つとして初代長次郎によって製作された茶碗から、現在活躍中の十五代樂吉左衞門、そして次期十六代継嗣・篤人に至る450年間の芸術を現代の視点から見る展覧会です。
一見、繋がっているように見える歴代の作品も実は、各々が当代の時に「今」の時代のものとしての世界を形成していたということを改めて感じました。伝統や伝承だけでは語れない不連続の連続、といったものが存在するのでしょう。ある意味「一期一会」とも関連するのかも知れません。
樂歴代の作品はもちろんですが、十五代吉左衞門と坂東玉三郎の対談がまた非常に示唆に富んで興味深いものでした。
「人気ブログランキング」にエントリーしています。
1日に1回 クリックして頂けると嬉しいです!
↡ ↡ ↡ ↡ ↡ ↡ ↡
『いど鍼灸整骨院 / 中医鍼灸治療室』のFacebookも適宜更新しています。
Facebookはこちら → ♡
Instagramはこちら→💛
いど鍼灸整骨院 / 中医鍼灸治療室
大阪府八尾市北本町1-1-7
TEL : 072-991-3366
http://www.ido-s.jp/