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高速完成遅れで150キロもトイレなし
こんにちは、ビンディーの小林です。
高速道路の約150キロもの区間にトイレなし――。今年度中につながる大分―宮崎間の東九州道で、こんなことが起きる。同区間にできる弥生パーキングエリア(PA)=大分県佐伯市=の建設が遅れているためだ。7年間、トイレゼロが続くことになる。
大分県が9日の県議会で、弥生PAの供用開始時期が、予定されていた2016年度中から21年度中にずれ込む見通しになったと明らかにした。
大分―宮崎間の東九州道は、未開通の大分県・佐伯インターチェンジ(IC)―蒲江ICが14年度中に供用が始まり、1本につながる。それ以後、トイレがない区間になるのは大分松岡PA(大分市)―川南PA(宮崎県川南町)間の約150キロ。(朝日新聞デジタル)
鉄道の廃線論議とは逆行しているのが高速道路計画だ。現在では「我田引鉄」ならぬ「我田引道」が政治家の地元へのもっともわかり易いアピールにもなっているからね。
例えば北海道だけど、ただでさえ交通量の少ない道北、道東へまだまだ伸ばしていくんだ。冬になれば降雪に対するメンテナンス費用は莫大な金額になる。もちろん地元の方の利便性を批難するつもりはないけれど、最後は税金頼みだからね。そろそろ見直すとこまで来ているのかもね。
ところで東九州自動車道といえば、ガソリンスタンドが200キロ以上無い区間がある事でも話題になった。200kmというと、ガソリンメーターが半分でもちょっと不安になる距離だね。トイレも含めてこの高速を走る前には準備が必要ということだね。
高速道路網を広げることが目的になってソフト面が追いついてこない。新幹線を作ることが目的となって、平行する在来線の行く末を考えない姿勢にも似ているね。
それでも高速道路の建設は止まらない・・。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳