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SLやまぐち号が一年ぶりに全線再開
こんにちは、ビンディーの小林です。
昨年7月の豪雨で一部区間の運休が続いていたJR山口線が23日、約1年ぶりに全線での運行を再開し、SLやまぐち号が津和野駅(島根県津和野町)へ向け新山口駅を出発した。
新山口駅ホームには多くの鉄道ファンが詰めかけ、貴婦人の愛称を持つ蒸気機関車C57と小型のC56が連なってレトロ客車をけん引する珍しい光景に歓声をあげた。山口県が舞台の来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で、主人公の姉杉寿を演じる優香さんも駆けつけ、一日車掌として出発を祝った。
豪雨では地福(山口市)-津和野間(約19キロ)が橋の流失などで不通となり、SLやまぐち号も新山口-地福間で折り返し運転していた。
JR西日本によると、橋の土台づくりなどの作業が梅雨前に終わり、8月中の全線再開にこぎ着けた。(産経新聞)
SLは岩手県の釜石線や栃木の真岡線、また静岡の大井川鉄道などの現在も現役で頑張って、集客の目玉になっているんだね。そのひとつの山口線が復活したのは非常にうれしい事だ。
さて始発駅の新山口駅はもともと小郡駅と呼ばれていて、当時の行政単位は「町」なんだけど、山陽本線、山口線、宇部線が集まる鉄道の要所ということもあり、県庁所在地の山口市を差し置いて新幹線が停まるという非常にラッキーな駅だったんだね。
鉄道においては、この小郡のように「地の利」の効果で発展した街も多いよね。鳥栖や大宮なんてその典型だ。そうそう東海道新幹線の米原も由緒ある彦根をさしおいて新幹線停車駅になっている。。
小郡駅はその後、山口市との市町村合併の末、「小郡駅」の名前を捨てることになったんだけど、地元の人はさみしかっただろうね。
津和野の風情も良いけれど小郡駅の歴史も知っていると、「SLやまぐち号」の旅も楽しくなるかもー。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳