山手線新駅の名称が早くも論争 | 春日井で美味しいナンとカレーの店 ビンディー

春日井で美味しいナンとカレーの店 ビンディー

春日井で美味しいナンとカレーの店といえばビンディー。インドカレーの神髄を極めたスパイシーチキンカレーをご賞味あれ!
春日井で美味しいナンとカレーをお探しの方は是非ビンディーへお越しください。


にほんブログ村

山手線新駅の名称が早くも論争

 

ビンディーの小林です。

JR山手線・品川―田町駅間に半世紀ぶりにできる新駅の名前は何になるのか――。地元を中心に早くも論争が盛り上がっている・・。

 

開業は2020年頃までにとずいぶん先だが、周辺地域の活性化にもつながることから、商店街にとっては大きな関心事。正式決定は駅開業の1、2年前とされるものの、早くも臆測、思惑が入り乱れて綱引きが繰り広げられている。

 

新駅の予定地は住所でいえば「港区港南」。同名の駅もないことから、本来なら本命視されるはずだが、黙っていないのが高級住宅街などを抱える周辺地域だ。

 

東側には由緒ある地名の「芝浦」。近くには慶応大学の三田キャンパスがあることから「三田」を推す人たちも。その中で、活発な動きをみせるのが「高輪」だ。

 

地元商店街はポスターを貼りだし、猛烈にアピール。旗振り役となっている地元商店会長でレストラン店主(51)は、すでに1000人分以上の署名も集め、「すぐに動かなければ後れを取る」と必死だ。

 

JR東日本によると、新駅名が決まるのは通常、開業の1、2年前。今回は「公募も含め検討する」としているが、時期や決定方法などはいまだに「白紙」のため、論争に拍車をかけている。新駅に伴う大規模な再開発計画が見込まれており、「周辺地域の地価にも影響する」と不動産関係者も熱い視線を向ける。

 

ネット上でも論争が広がっており、ひそかに注目され始めたのが、赤穂浪士ゆかりの泉岳寺だ。しかし、こちらはすでに都営浅草線と京急線に同名の駅があり、実現するなら「新泉岳寺」か。羽田空港に近く、首都の南側の玄関口という意味を込めた「東京サウスゲート」などの提案もあるが、JR東日本は「大きな関心事なので、うかつに候補名などは挙げられない」と慎重姿勢を崩さない。

 

新駅の名称を巡っては、各地で激しい論争が繰り広げられてきた。

 

15年度末に開業予定の北海道新幹線では、終着駅を巡り、北斗市と隣接の函館市との間で綱引きが発生。JR北海道の判断で、「新函館北斗」という折衷案に落ち着いた。

 

長野新幹線では、佐久市と小諸市が衝突。「佐久小諸」で痛み分けとする案もあったが、当時の県知事が「この地域は小諸も含め『佐久平』と呼ばれてきた」と仲裁案が駅名に決まったこともあった。

 

JR中央線の国立駅は、戦前に開業する際、国分寺駅と立川駅の中間にできた駅として両駅から1字ずつ取った経緯もある。新駅の名称で論争が激化するようなことがあれば、「品田」で落着させるという可能性も出てくる。

 

過熱する論争にJR東日本の関係者はこう語る。「新駅周辺は歴史と国際性を兼ね備えたにぎわいある地区に発展するはず。街を訪れる多くの人にとって魅力的な名前になれば……」(読売新聞)

 

実をいうと都内の駅は、結構いい加減なところがあるんだー。品川駅はそもそも港区にあってそれこそ高輪駅のほうが現実にそくしている。目黒駅は目黒区ではなく品川区、新宿駅の南半分が渋谷区って知っているは人少ないと思うよ。まあその当時の勢力が関係しているわけで、今回の事例もすんなり「港南」と落ち着くとは思えないね。

 

今回の話でいうと三田は田町が最寄駅だから若干厳しいそうだね。中立的にみても利用客のことを考えると、「泉岳寺」あたりが打倒のような気がする。そうなるとその裏に鎮座する高級住宅街の「白金」あたりが、口を挟んで「白金・泉岳寺」ぐらい求めてくるかも・・。

 

不動産会社、ホテル、飲食業界など皆でこの動向にやきもきしている。収支係数日本トップクラスの山手線に新駅ができるというのはそれぐらいインパクトがあることなのかもね。

 

ここまでお読みいただきまして

ありがとうございました。

小林治巳