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JRドクターイエローを初公開
おはようございます、ビンンディーの小林です。
見ると幸福になるといわれる黄色い車体の新幹線の軌道点検車両「ドクターイエロー」の車内が26日、JR東海浜松工場(浜松市中区)でのイベントで初めて一般公開された。新幹線開業50年記念で実施した。
正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」。同社とJR西日本が7両編成の車両を1組ずつ保有し、約10日に1度走行する。
レール測定の状況をモニター表示する4号車や、天井の一部がガラス張りでパンタグラフを見られる5号車などを公開。応募約4万5000組に対し、27日までの2日間で見学できるのは400組と、倍率は約113倍だ。静岡県磐田市の小学1年、幸田羽流(はる)君(7)は「モニターや機械があって、すごくかっこよかった」とご満悦だった。(毎日新聞)
新幹線の安全神話を支えている影の役者でもあるドクターイエロー。運転スケジュール等は非公開のためマニアの間では、縁起物の様な存在になっているんだね。そのドクターイエローが一般公開されるとあって、鉄ちゃんは大騒ぎになったわけだ。それにしても113倍は厳しい。それこそこのプラチナチケットをゲットした人達には今後、開運が降り注ぐだろうね。
さて、最近テレビ番組の中で中国が世界最大の高速鉄道網を持っていることを自負していた。さすが広大な中国だから日本も負けるなと思ったけれど、日本の新幹線の歴史から考えると異常に速いスピードでその線路網が建設されたことになる。中国の突貫工事は有名だけど、手抜きが多いのも有名だ。鉄筋をいれないでコストダウンしたおから工事の橋脚が無いともいえないね。
またその広すぎる故に日本のドクターイエロ―に類する検査車両が、まともにチェックしているのかも怪しいね。ましてや現在、話題になっている新疆ウイグル自治区にむけて新幹線を作っているけど、この砂漠地帯はかなりの頻度のメンテナンスが必要だ。なんといっても何もない砂漠だけに途中で止まれば、緊急事態になりかねないからね。
高速鉄道の安全走行を支えるにはそれなりのメンテナンスが必要だ。日本にはない大陸横断高速鉄道も魅力的だけど、ある一定の距離を超えてからは、空路との価格競争になるわけで、日本列島ぐらいの大きさのほうがメンテナンス的にも。理想なのかもしれない。
日本列島は世界的に見ても非常に狭い島国だ。でもこの狭い空間を恐ろしい高速のスピードで鉄道や大量の自動車が移動している。これひとつとっても日本って凄くクールなのかも知れないね。