ゴシュインデイズ -246ページ目

小平潟天満宮(福島県耶麻郡猪苗代町)

小平潟天満宮(こびらがたてんまんぐう)。



ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-


福島県耶麻郡猪苗代町、猪苗代湖のほとりに鎮座。

御祭神は菅原道真公。


社伝によると、天暦二年(948年)の勧請とされている。

北野・太宰府と並んで日本三大天満宮と称しているらしい。初めて知りました。

まあ、伏見・笠間・竹駒神社で三大稲荷と称したり、いろんな三大ナントカはいっぱいあるので、知らなくてもそれはそうなんですが。


で、御由緒はこのような感じ。

天暦元年(947年)、村上天皇が北野天満宮に奉納する菅原道真公像を彫らせたものの、小さい像であったため新たに彫りなおすこととした。

小さな像は彫り師が持ち帰り、当初は自宅に安置していたが、須磨の人へと譲られることとなった。

その後、近江国の神主である神良種(みわのよしたね)が、須磨を訪ねたとき、この道真公の像から声を聞く。

といっても、お酒を飲む時に歌を読んだら返してくれたような感じらしいけど。

例えるならこんな感じかなあ。




良種「やめられない、とまらない~♪」


道真「かっぱえびせん」


良種「!?」



良種「…………。」



良種「……それにつけても?」


道真「おやつはカール」


良種「マジで!?パネェ!!これ、神の声じゃん!」




……我ながらひどい例え。

そんなこんなで道真公の声を聞いた良種はこう思う。



――これは神のお声だ。神の望む地にお社を建ててお祀り申し上げよう。



かくして、吉種は道真公の像を持ち旅に出ることになった。

そして、ちょうどこの猪苗代湖のあたりに差し掛かったとき、道真公の像が急に重くなり、動けなくなってしまう。

ふと辺りを見回すと、そこは像があった須磨の風景に非常に良く似ていた。

これは道真公のご意思である、と当地に天満宮を造営した……というのが始りだそうだ。



うーん。須磨に似てる場所なら、別に旅をしなくても須磨にそのまま建てても良かっ以下略



……すみません。なんでもありません。


そういえば学問の神らしいエピソードも残されている。

室町時代末期の連歌師・猪苗代兼載は、当地にあった猪苗代城の城主である父が小平潟天満宮に祈願してもうけた子だという伝承が残っており、学問の神の申し子としてますます天満宮への領主や領民の信奉は強まったとか。



ちなみにこの近くには三井住友VISAカード……1000円札の肖像画で有名な野口英世博士の生家が残っており、記念館になっている。

これも学問の神様のいる土地だからなのかなあ。



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   【 鳥居のところの左右の狛犬 】


こちらの狛犬はかなり新しい感じ。




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    【 手水舎 】

御手水をするのにはちょっと高さが低い感じ。

水が出ていなかったので、からっからになっていた。



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参道には石灯籠と松の木が立ち並ぶ。

やはり湖のほとりだからか、松の木はほかの場所に比べてとても多い。

余談だが、この神社の近くの浜辺は「天神浜」と呼ばれている。

地名にその名が残っているということは、しれだけ大きな信奉を集めたのだろう。



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    【 拝殿前の狛犬 】

こちらは鳥居のところのものよりは古いもののよう。




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      【 拝殿 】

こちらが拝殿。

現在の社殿は天和二年(1682年)に会津藩三代藩主・松平正容公により移設、造営されたもの。

場所柄、雪が多い場所のためか、賽銭箱は中央の穴から手を入れてお納めする感じ。

一月に行われる「初天神」では多くの受験生が合格祈願に訪れるそうだ。



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     【 本殿 】

本殿は猪苗代町指定文化財になっている。

が、周囲は草が生えていてちょっと近づけない感じ。

なので遠距離からの撮影となった。



で。

無事参拝を済ませたわけだけど、社務所は立派な建物なんだけど誰も居ない様子。

よく見てみると、社務所のドアにはこんな感じの内容の張り紙が。



「お守り・お札は隣の土産物店においてあります」



……え。

お土産屋さんでお札……?


たしかに福島県神社庁のホームページに出てくる本務社一覧にここの名前が無かったから、兼務社で無人なのかな、とは思ってたけども。

でもお土産屋さんっていうのは……意外というか……

参拝客がいるけども誰も人を置けないから窮余の策ということなのかなあ。

歴史のある神社だし、普段は無人というのは惜しいなあ。



で、結局お土産屋さんで半紙の御朱印をいただいたのだけど。

ここは初体験。



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文字がオールスタンプというのは何回か有ったので驚かないんですが。

日付が算用数字で、なおかつマジックで記入というのは初めてです。

お土産屋さんのお姉さんが「日付は記入しますか?」と聞いてきた時にそのまま頂けば良かった気もするけど……


場所は猪苗代湖のすぐ隣。冬にはしぶき氷という珍しい現象が見れる天神浜がすぐそば。

深い歴史があるし、歴史上の人物が多くかかわってる。境内の雰囲気も良い。

と、いろいろ良い部分があっただけに、ちょっと惜しい感じがします。

もっとも、御朱印だけで神社への目が変わるわけではないのですけどもね。


政教分離とかいろいろあるのかもしれませんが、町の方でもう少しバックアップしてあげても良いんじゃないかと思う神社でした。







■小平潟天満宮への地図




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