ゴシュインデイズ -244ページ目

相馬中村神社(福島県相馬市)

相馬中村神社。


ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-

福島県相馬市の中村城址に鎮座。

御祭神は天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)。

中村城址ということで、相馬神社 のすぐ隣にある。



社伝によると、承平年間(931~937年)に、相馬家の先祖である平将門公が下総に妙見社を建てて戦勝祈願をしたことをきっかけに、相馬神社 の御祭神にもなっている相馬家始祖の師常公が妙見社を建てたのがはじまり。

師常公の時代には下総にあったが、6代当主・重胤公が陸奥に下向する際に妙見社を現在の相馬に移したことによって祀られた。

ちなみに、この際に相馬重胤公に同行した神官が現在の宮司・田代家の二十九代前の御先祖なんだそうだ。

すごいねえ。


さて、妙見と何度も出ているけども、妙見信仰というのは神仏混淆の信仰。

かつては北辰妙見菩薩という北極星を神格化した菩薩様を祀っていた。

しかし、明治維新以降、神仏分離により御祭神は天之御中主神に改められる。

これは古代中国の思想で北辰(北極星)=天帝であるという考えから、天の中心にある神→世界が生まれた際に最初に現れた造化神の天之御中主神が祀られたためだという。



ちなみに北辰信仰というのはいろんなところに根付いているようで、江戸城から北極星にむかって一直線に結ぶ位置に日光東照宮が建てられたのだとか。そんなこんな。

家康公の神号である東照大権現も、本地垂迹思想に基づいた神仏混淆の信仰なので何の不思議もないことはないのですが。


そういえば、ちらっと本で読んだんですが。

日光東照宮と出羽三山の月山を一直線に結ぶと、中間あたりに会津高田が来るそうで。

会津高田というのは日光東照宮の造営の指揮をとった、南光坊天海の出生の地だとも言われてるんですね。

日光、月山に挟まれて。

これはまるで天海の出生地が両脇に日光菩薩・月光菩薩を従えた図に似てうんたらかんたら……

そんなこんなで天海は日光東照宮造営の陰で、己自身を更なる高みに置く画策をしたとかなんとか。


どこまで本当かわからないし、相馬中村神社とはまったく関係ないのでこの辺りで。

ちなみに相馬中村神社は明治以前は妙見大明神という社号だったみたい。



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神社の入口前では馬が飼われている。

これは地元のNPO団体が飼育しているらしい。

それにしても白い。超白い。



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    【 一の鳥居手前にある御神馬 】

さて、この相馬中村神社。

境内は馬が多い。入口から何から何まで馬、馬、馬。

それというのも、この神社は相馬野馬追という神事を行っているため。


野馬追の歴史は深く、平将門公の時代に野山に住んでいた野馬を捕まえて妙見様に捧げていたのが起源だという。

今は野生の馬はいなくなってしまったので、明治以降は甲冑を着た武者たちによる御神旗争奪戦に姿を変えたのだとか。

現在は国の重要無形民俗文化財に指定されている。


福島には競馬場があったり、馬の温泉があったりと、馬に繋がりが深い。

競争馬を引退した馬たちが多く野馬追の馬としてやってくるのだそうだ。

目黒記念2着だったココナッツパンチ号とやらも野馬追いで頑張っているらしい。詳しいことは知りませんけども。



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     【 一の鳥居手前の左右の狛犬 】

胸張りすぎじゃないですか。

胸筋が半端無いんですが。というか、ちょっと狛犬の顔が人の顔っぽくて怖いです。はい。



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    【 鳥居 】

石造の明神鳥居。

太陽を背にしているせいか、鳥居の上の部分はなんだか継ぎ目がくっきり見える感じ。

こうやって組み上げる技術っていつ見てもすごいなーと思うのです。



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     【 手水舎 】

手水舎にも馬。

六角形の石というのはなかなか見ないなあ。

ちょっと珍しい気がする。

それはそうと、ヘキサゴンってもう六角形は全然関係無くなってるよね。

法律相談をしない法律相談所もあ以下略



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    【 鳥居と拝殿へと登る階段 】

拝殿は木々に囲まれた一段高い場所にあり、階段を登る必要がある。



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で、これがその階段の手すり。

なんという馬まみれ。チェスの駒みたいでちょっと壮観。



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    【 拝殿下にある左右の狛犬 】

なんだかちょっと小さいサイズな狛犬。

小さいせいか、チワワ的なイメージで見えてしまう。

頭をなでたら震えてそうなイメージw



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     【 拝殿 】

拝殿および本殿は寛永二十年(1643年)に建立されたもの。

国の重要文化財にも指定されている。

白と紺の幕がなんだか珍しい。こうした色彩は重みがあるように見えて神社が映えますな。



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    【 拝殿前の立て札 】

社紋と、御祭神の天之御中主神の名が記されている。
やっぱり初発の神様を祀っているということで、誇らしい気持ちがあるんだろうなあ。

自分の氏神様に誇りが持てるというのは良いことなんじゃないでしょうか。

だからこそ相馬野馬追いもあれだけ盛り上がるんだろうね。良いことだ。



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社額には旧社号の『妙見大明神』の文字。

江戸時代に建てられた拝殿なので、社号も当時のものなのだろう。



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    【 本殿 】

立派な本殿。金色のきらびやかな装飾がまぶしい。





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境内内の末社で眠っていた猫。

なんだか淡い毛色で超かぁいい( ´ω`)ポワーン

木々に囲まれた静かな境内だから、ぐっすり眠れるんだろう。

というか、相馬神社にも猫が居たし、ここは猫が多い土地なのか?

猫まみれなんですけども。



で、無事参拝を済ませてようやくこのブログ的には本題の御朱印。

社務所にお願いし、いただいた。


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通常ならば「奉拝」という文字が入る事が多いんだけど、こちらの神社では御祭神の名が。

天之御中主神を祀る神社はそう多くないし、妙見社ならではということで、かなりプッシュしているんだろう。

印もかなり大きくて立派。


今度はぜひ野馬追いを身に相馬に行きたいもんだ。







■相馬中村神社への地図



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