ゴシュインデイズ -213ページ目

武蔵國一之宮・氷川女體神社(埼玉県さいたま市緑区)

氷川女體神社(ひかわにょたいじんじゃ)。


ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-


埼玉県さいたま市緑区に鎮座。

御祭神は奇稲田姫尊(クシナダヒメノミコト)。

社格は郷社で、武蔵國一の宮になっている。

また、延喜式神名帳に名前が残る『多氣比賣神社』の論社になっているとのこと。



御祭神の奇稲田姫尊はスサノオノミコトの妃神。

ヤマタノオロチの生贄とされる奇稲田姫尊をスサノオが救ったことで妻となった。

その退治の際、クシナダヒメは櫛に姿を変えてスサノオの髪の中に隠れたらしく、「クシナダ→櫛」と言葉の持つ響きが重視されていたことがわかる。


「武州一ノ宮女体由緒書」によると、崇神天皇の御世(紀元前97~30年)に出雲國杵築大社より勧請したとのことで、二千年以上前の創建という古社だ。

鎌倉時代からは将軍をはじめ、武家からの崇敬が篤く、江戸時代には徳川家康が五十石の社領を寄進している。


この氷川女体神社がある地域はかつては広大な沼地で景勝地だった。

そういったこともあって、当社は「御船祭」という船を浮かべての祭祀を行っていたが、江戸時代の寛永~享保にかけて干拓事業が行われ、現在は用水路を残すのみになってしまった。

そのため、祭祀の形を変えざるを得なくなり、現在の見沼氷川公園内に周囲を池で囲んだ磐船を造り祭祀を継続したとのこと。

この磐船祭祀の場所は遺跡としての保存状態も良く、市の指定史跡になっている。


なお、かつては大宮氷川神社(主祭神が夫のスサノオ)、氷川女体神社(主祭神が妻のクシナダ)とあわせ、その中間点に位置する中山神社の三氷川社をまとめて氷川大明神として武蔵國一の宮となったのではないかとのことらしい。



さて、大宮氷川神社 をあとにしたおいらは、同じく武蔵國一の宮の氷川女体神社へ。

埼玉県の中心部ということもあって、「一体どんな大都会を抜けさせられるんだろう((゚д゚;))」と若干ビビってたものの、仙台あたりを走ってるのと変わらない感じであっさりと到着。

この神社の近くまでくるとふぐすま県とあまり変わらない、のんびりした感じの街並みに。


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   【 境内前と見沼公園にかかる橋 】



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    【 鳥居 】

木造で朱塗りの明神鳥居。

周りの木々との色彩ですごく色鮮やかに見える。

鳥居には『武蔵國一宮 氷川女體神社』と刻まれた額が。


境内では掃き掃除をしている女性のほかは誰もおらず、一の宮とはいえひっそりした感じ。



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     【 手水舎 】

鳥居をくぐって右手にある手水舎。

大きな屋根が特徴的。



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     【 拝殿 】
お賽銭箱はあるものの、鈴のついていない拝殿。

人がいないせいもあるんだろうけど、すごく静かで落ち着いた感じ。

やっぱり静かにお参りできる神社っていうのは良いね。

人でごったがえしてると、余計なことに気を遣うしね(;・ω・`)

何よりも、誰も写ってない画像を撮れるのが良いw


ちなみに現在の社殿は三間社流れ作りで、寛文七年に四代将軍徳川家綱公の命により造営されたもの。



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拝殿には金文字で『武蔵國一宮』と書かれた額が掲げられている。

風格があって素晴らしい。

ただ、この周りの千社札が……うーん。

どうにかならないもんでしょうかねえ。



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     【 本殿 】

やや小ぶりに見えるものの、品のある御本殿。

本殿の壁板の色は社殿の屋根と同じ朱色に塗られている。



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本殿の斜め後ろ辺りを撮影。

小さなお社があるが、説明書きが何もなかったのでどういった境内社なのかは分からなかった(´・ω・`)

でも、木々に囲まれてひっそりとした空気が流れていて、すごく穏やかな気持ちになれる。

木漏れ日に照らされるお社も素敵。




さて、お参りも済ませたので社務所へ。

御朱印をいただく……わけだけども……


こちらの氷川女体神社は一の宮巡拝者の中では宮司さんが居ないということで有名な神社。

というのも、本務社は別な神社なので、こちらには何か用事がある時でないといらっしゃらないんだとか。

それじゃ御朱印がいただけないじゃん!

と思うけども、そこは大丈夫。


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     【 社務所 】

拝殿左手にある社務所。

こちらに神社の管理人の方がいる。

ただ、宮司さんではないので墨書はできないらしい。

事前にネットで調べてバッチリ仕入れた情報さ(`・ω・´)


そういうわけでお声かけすると、先ほど境内の掃き掃除をされていた女性が対応してくだすった。




管理人さん「宮司さんがずっと居る神社じゃないんでねえ、私は書けないんですよ。」



おいら   (オーケイオーケイ、それは知っているよ。)



管理人さん「なので御朱印がほしいって方には」



おいら   (そう、スタンプ!社号のスタンプだろ!?前にどっかで見たからね!)



管理人さん「この半紙に書いたやつを貼ってもらうように……」



おいら   (    ! ?    )



えええええええ!?

貼るタイプのも出たんですか!?

貼るタイプとはいえ、宮司さんの直筆のものがあるんなら……


……いや待てよ。

全国一の宮御朱印帳はページの端に社号と御祭神が書かれていたから、貼ってしまったらそれが見えなくなる。

ううむ。ならば貼るのは止めておいたほうが……



……なんていう考えを数秒のうちにして、通常の御朱印帳には半紙を。

全国一の宮御朱印帳にはスタンプで対応していただくようにしました。


そんなわけでいただいた御朱印がこちら。



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  (通常の御朱印帳・紙で貼りつけるタイプ)


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  (全国一の宮御朱印帳・社号等はスタンプ)


うん、どちらも味があって良いじゃないですか。

ちなみに初穂料はどちらも300円。


しかし半紙でいただけるようになったのは大きいんじゃないですか。

中には「スタンプは嫌ぁぁっ!!」って人も居るでしょうし。

おいらは頂けるならどちらでもありがたく拝受いたしますけどもね。




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それにしても木々が多くていい雰囲気。

時間の流れもゆっくりと感じられるし、境内も決してそんなに広いわけじゃないのに高さのある木々のせいか空間の広がりを感じられる。

しばらく境内でのんびりと写真を撮ったりして過ごしましたよ。



さて、本来の予定では埼玉県を出て、高速道路で宇都宮まで行って二荒山神社にお参りして行程終了でしたが。

思ったより時間に余裕があるので埼玉県の神社をあと何箇所かお参りすることに。

どこに行くか迷ったおいらでしたけども、出発前においらの古い友人の一人である春日部在住の欧州鉄鋼市況に詳しいナイスガイとの会話を思い出して次の目的地を決定。


岩槻の久伊豆神社へと向かうのでした。







■ 氷川女體神社への地図


       ※東浦和駅から徒歩10分程度


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◆ 神社の情報



氷川女體神社   ひかわにょたいじんじゃ


御祭神:奇稲田尊  (配祀:三穂津姫尊、大己貴尊)

社格等:武蔵國一の宮、延喜式内社(論社)、郷社

鎮座地:埼玉県さいたま市緑区宮本2-17-1