月山神社(山形県東田川郡庄内町)
月山神社(がっさんじんじゃ)。
山形県東田川郡庄内町、月山頂上に鎮座。
御祭神は月讀命(ツクヨミノミコト)。
社格は大正三年、官幣大社に列格。
延喜式神名帳に 『 出羽國飽海郡 月山神社 』 と名の残る、延喜式内名神大社。
現在は神社本庁包括の別表神社となっている。
出羽三山の由緒については、同じ出羽三山の湯殿山神社 の記事をご覧いただければ、と。
月山神社は、出羽三山の主峰として秀麗な姿でそびえ立つ標高1,984メートルの月山頂上に鎮座する。
推古天皇の元年(593年)、蘇我馬子により暗殺された第三十二代・崇峻天皇の第一皇子である、蜂子皇子が羽黒山に次いで開山したのが始まり。
月山は古くから信仰の山・修行の山として多くの人の崇敬を集めており、男子が十五歳になると「お山参り」「お山駆け」をする風習が各地に残っているのだとか。
また、戦国時代以降に修験道の一大拠点として大きな勢力を持つようになると、たびたび戦国大名らから干渉を受けるようになる。
大宝寺・上杉らがその代表だが、もっとも影響を与えたのは “羽州の狐” こと最上義光だった。
最上義光の軍勢が庄内平野に侵攻した時には、月山を越えねばならないため、兵卒らによって破壊や略奪がおこなわれた。
しかし、関ヶ原の合戦以後、最上義光は出羽三山勢力への懐柔のためか、慶長六年(1601年)に月山本宮の社殿修復工事をおこなっている。
これは領土運営には出羽三山の勢力は無視できないほど大きなものであったことの証左であろうと思われる。
その後、明治時代に入ると神仏分離令、修験宗廃止令により、出羽三山の神仏分離が進められた。
延喜式内名神大社であり、三山の主峰でもあるとこから、とりわけ月山神社は重要視され、明治七年には国幣中社に。
さらに明治十八年には官幣中社に昇格し、最終的には大正三年に官幣大社にまでなっている。
ちなみに、東北地方においてはこの月山神社が唯一の官幣大社。
まあ、地理的なものか、もともと官幣社自体が少ないんですけどね (´・ω・`)
官幣小社や官幣中社は東北には存在しないんです。
さてさてさて。
そんなわけで、出羽三山の主峰・月山の月山神社へ。
福島からはかなりの距離があるので、朝3時に起きて出発しました(`・ω・´)
そんなわけで、朝7時半ごろ羽黒山側の月山八合目に到着。
この画像は下山後に撮影したんで、それなりに落ち着いた感じの天気ですが朝は風がビュービュー吹いてるわ霧がかかりまくってるわでひどい天気でした (´・ω・`)
関西方面に台風が近づいてるってんで、東北はまだ天気がもつかなーと思っていたんですが、ちょっと麓で天気が崩れると山の上では荒れた天気になっちゃうようで……
さて、こちらは月山八合目の駐車場にあった石の案内板。
この画像も下山後なので割と落ち着いた天気。
この案内板はどこだったかな……
月山中之宮・御田原神社の近くだったかなあ。
ともかく、このあたりから4.6キロほどで山頂。
時間にすると二時間半~三時間半ほど。
【 登山道の鳥居 】
月山中之宮・御田原神社の隣にある登山道にある木製の鳥居。
けっこう霧がかかってるように見えますけど、これもまた下山後に撮影したのでまだ良い方。
登山時にはもっと真っ白で風も強くて、何も見えない感じでした (´・ω・`)
で、御田原神社で無事の登拝を祈願して、登山道へ。
……ちなみに。
月山は信仰の山で修行の場であったので、登山道の最中は写真を撮ってません。
修行の場ってみだりに撮るべきじゃないのかなー、と思って。
九合目には『仏生池』、さらにそこから上には『行者返し』というところがあるんですが、そこも撮影してません。
湯殿山とちがって山道から撮影禁止ってわけじゃないんですが、このあたりはおいらの信条によるものです。
もっとも、風雨がひどくて撮れるような状況じゃなかったんだけどね (´・ω・`)
20メートル先も見えない霧に、下から吹き上げる強風、横殴りの雨。
そんなコンディションだったので、登山中、自分の他に登っていたのは1人だけでした。
さて、ひどい天気で足元も石が濡れて滑りやすかったので、ゆっくりと進みつつ、のんびり休憩をとりながら山頂へ。
山頂到着は11時ごろだったかと思います。
【 月山本宮 石鳥居 】
こちらが月山山頂の石鳥居。
社殿の周囲は石垣に囲まれていて、この中は御神域のため撮影禁止。
『官幣大社 月山神社』と刻まれた社号標は御神域の中にあるため、撮影できておりません。
しかしひどい霧だねえ。
よく登ったもんだ (´・ω・`)
ちょっと離れた所から全体像も撮りたかったんだけど、離れたら何も見えなくなったのは言うまでもありません。
こちらは石鳥居の両脇にかけられた札。
この石鳥居をくぐると御神域ということで撮影禁止に。
また、御神域に入って社殿にお参りする際にはお祓いを受ける必要があります。
お払いの初穂料は500円。
お祓いを受けたところで、このような登拝認定証と絵葉書をいただきました。
登拝認定証は卯歳御縁年にあたっての発行のようなので、卯年以外には頂けないのかも。
そう思うとなんだか嬉しいよねえ(´∀`)
やっぱり卯歳御縁年ということもあって、ひどい天気だったけど登って良かったと思いましたよ(`・ω・´)
あ。
ちなみにこちらは湯殿山とは違って「語るなかれ」とは言われていないんですが、撮影禁止の御神域なので詳細は書かずにおきます。
ぜひ登ってみてお参りしてみてください(`・ω・´)
真っ白な霧に包まれて、冷たい風にさらされた中でしたけど、本宮の社殿前には結構長い時間おりました。
山の頂上で、通常の神社とはまた違う雰囲気で、その空気感を味わいたくて。
なかなか行けない場所だと思うと余計にですね。
さて、無事にお参りも済んで授与所へ。
こちらの月山本宮、社殿の前から出るときは必ず授与所を通ることになります。
うまいことできてるなあ、とw
こちらは月山神社で購入した御朱印帳の1ページ目に押された印。
湯殿山神社 でもそうでしたけど、出羽三山神社の御朱印帳を購入すると、その購入した神社に応じた印が1ページ目に押されているんですね。
月山の嶺に、空に登った丸い月。
風流で素敵な印ですねえ(´∀`)
で、いただいた御朱印がこちら。
湯殿山神社 や岩根沢三山神社 もそうですが、出羽三山関連の神社は見開きで押印されるのが多いですね。
今年は月山の卯歳御縁年ということで、右上に御縁年の印がありますね(`・ω・´)
官幣大社の威厳を感じさせる、堂々とした御朱印。素敵です。
そんなわけで、御神域の空気を満喫して御朱印を頂いたら、11時50分くらいに。
霧がかかって風が強くて雨が降って寒い中でも、やっぱり御神域は特別な空気というか、そんな雰囲気があってついつい長いしていました(`・ω・´)
んで、時間帯もちょうどいいということで……
山頂の山小屋へ。
ここはもう、噂の山小屋価格を体験するっきゃない!と思って突入です。
ちなみに、休憩料が……いくらだったっけ。200円だったかなあ。
山小屋に入った時は、自分ら以外に客はいなかったんですが、10分もしたらゾロゾロと。
時間帯も時間帯だったんですけどね。
どうやら月山八合目の弥陀ヶ原登山道ではなく、登山リフトを使うあっちのルートから来たようです。
あっちは登山時間が短くて済むから、登山者はそちらの方が多いのかなあ。
こちらは山頂山小屋で注文したカレーライス。
お値段は900円だったかなあ。さすが山小屋。
実は注文した時は他にお客が居なかったんで、聞こえちゃったんですよ。
電子レンジの「チーン」って音……
でもああいう環境だと、レトルトのカレーもバカに美味く感じるんですよね(`・ω・´)
さて、次回は月山を下山しつつ八合目の御田原神社に再度参拝いたします。
■ 月山神社への地図
※登山道は複数コースあるため、注意
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◆ 神社の情報
月山神社 がっさんじんじゃ
御祭神 : 月讀命(ツクヨミノミコト)
社格等 : 延喜式内名神大社、官幣大社、別表神社
鎮座地 : 山形県東田川郡庄内町立谷澤字本澤31













