出雲神社(福島県喜多方市)
出雲神社(いずもじんじゃ)。
福島県喜多方市に鎮座。
御祭神は大國主命(オオクニヌシノミコト)、邇邇藝命(ニニギノミコト)。
社格は郷社。
社伝によると、第六十一代・朱雀天皇の時代、天慶年間(938~946年)に平将門公滅亡後の残党が当地に逃れ辿り着き、この地を切り拓き、農地の開拓をおこなった。
時が流れて第六十六代・一條天皇の時代、正暦年間(990~995年)に陰陽師・安倍晴明が当地に下向。
「この地は将来繁栄する地相をしている。国土開墾の神、すなわち出雲大社に坐す大國主命を奉斎し、この地の鎮守とするべきだ。」と勧めた。
東北には意外と安倍晴明の下向の伝説があって、福島市の福島稲荷神社 にも同じような伝承が残っている。
さて、そんなわけでこの神社は多くの人からの崇敬を集め、その御神徳を尊び『総社神社』と称した。
が、明治四年に『出雲神社』と社号を改め、現在に至っている。
【 一の鳥居 】
ちょっと細身な感じの、石造りの神明鳥居。
道路沿いに面して立っているので、かなり目立ちます。
空が暗く曇っているせいか、なんだか重々しい印象に映りますな。
【 参道 】
鳥居をくぐって、拝殿を見た様子。
鳥居周辺は近所の食堂(喜多方ラーメンの店?)にも貸し出されているらしく、何台か車が停まっておりました。
【 二の鳥居 】
こちらは石造りの明神鳥居。
比較的新しい時期に建てられたものなのか、白い石には汚れも無く綺麗。
【 手水舎 】
二の鳥居をくぐって左手にある手水舎。
水が出てくるのであろう注ぎ口は厳めしい龍の姿をしておりました。
……が、地震の影響からなのか、水は出ておらず。
どうやら故障中のようです。
【 燈籠 】
二の鳥居を抜けてすぐの場所に立つ燈籠。
普通、神社の燈籠と言ったら和風な石灯籠だけども、こちらはなんと土台がレンガ造り。
蔵の町喜多方を思わせるモダンな造りで、ちょっと珍しい。
【 拝殿前の左右の狛犬 】
体に比べて頭が比較的大きくて、ちょっと幼い感じに見える狛犬。
深く彫られているところに集中して苔が生えていて、時代の流れを感じさせますな。
【 拝殿 】
低い石垣の上に立つ拝殿。
全体的に黒っぽい色調で重々しさを感じさせる。
おいらは大国主様の色というとどういうわけか「黒」ってイメージなんだけど、やっぱりこれは大黒天と習合されてきたっていう影響でそういうイメージになってるのかなあ。
【 本殿 】
窓があるせいか、まるで誰かが住んでいそうな本殿。
きっと、『くつろぎの住空間マエストロ』とかなんとかっていう異名で呼ばれる匠が設計したに違いない。
毎週思うんですけど、あのリフォームの匠の異名って、絶対番組側でテキトーに名付けてるだけなのではないかと。
それはおいといて、本殿脇のしだれ桜は花も散りはじめて、ちょうど見ごろといった様子。
毎年なかなか落ち着いて花を見る機会は無いんですが、今年は特に外出して花を見る機会が無かったのでこれはちょっと嬉しい演出ですねえ。
さて、そんなこんなでお参りも済んで、社務所へ。
こちらは境内右手のお宅が社務所になっております。
で、いただいた御朱印がこちら。
堂々とした力強い筆遣いで素敵じゃないですか。
喜多方市の中心部にある神社ですんで、喜多方ラーメンを食べに来た際にはぜひお参りしてみてはいかがでしょうか。
■ 出雲神社への地図
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◆ 神社の情報
出雲神社 いずもじんじゃ
御祭神 : 大國主命、邇邇藝命
社格等 : 郷社
鎮座地 : 福島県喜多方市字寺南2589















