下野國一之宮・宇都宮二荒山神社(栃木県宇都宮市) | ゴシュインデイズ

下野國一之宮・宇都宮二荒山神社(栃木県宇都宮市)

宇都宮二荒山神社(うつのみや ふたあらやまじんじゃ)。


ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-


栃木県宇都宮市に鎮座。

御祭神は豊城入彦命(トヨキイリヒコノミコト)。

延喜式神名帳の名神大社に名を残す古社で、社格は国幣中社。

下野國の一の宮で、現在は神社庁包括の別表神社になっている。



御祭神の豊城入彦命は第十代・崇神天皇の第一皇子。

慈愛深く非常に優れた皇子であったが、もう一人、活目尊(イクメノミコト)という皇子も同じように優れた人物だった。

そのため、崇神天皇はどちらを皇太子にするか迷ってしまう。

こうなったら、占いで決めよう……ということで、二人の皇子に斎戒沐浴をさせ、どのような夢を見るかで占った。


すると、兄の豊城入彦命は「御諸山(三輪山)に登り、東に向かって槍を八回振った夢を見た」と答え、

弟の活目尊は「御諸山に登りって四方に縄をはり、栗を食べにくる雀を追い払った夢を見た」

と答えた。


これを聞いた崇神天皇は、「弟は四方の領土を見渡し、農業の振興に対する思慮がある」として弟を皇太子に据えた。

また、兄の豊城入彦は東だけを向いていたため、東国を治めるべく派遣されたという。

そのようなこともあって、上毛野朝臣・下毛野朝臣の始祖になったのだとか。


こんな事になったら、三国志あたりなら世継ぎ問題で内紛が起きて、その間に曹操にまとめて潰されそうだけど (´・ω・`)


ちなみに豊城入彦命を東国へ送った崇神天皇。

他にも皇族を『四道将軍』として、北陸・東海・西道・丹波に派遣したとのことなので、この時代には第一皇子といえど地方に派遣されるのはよくある話だったのかもしれない。

四道将軍のうちの二人は伊佐須美神社 の御祭神にもなっているので、この時代には朝廷の支配が地方にも及んでいたというのが良く分かる。



社伝によると第十六代仁徳天皇の御世、毛野國が上・下の二つに分けられた際、豊城入彦命の四代孫である「奈良別王」が下毛野國の国造に任ぜられ、その時に始祖である豊城入彦命を祀ったのがはじまり。

その後、承和五年(838年)に現在地に遷ったとのこと。

また、御祭神は武徳に優れていることから、藤原秀郷公、源頼義・義家公、源頼朝公、徳川家康公など、数々の武将から崇敬を受け、戦勝祈願を行うとともに寄進や社殿の造営が行われたらしい。


二荒山神社は何度も火災にあったり、明治維新の戊辰戦争で被害を受けるなどして、古い資料のほとんどが焼失しているんだとか。

残念なことです。



さて、鷲宮神社 を出たおいらは、加須インターから東北自動車道を北上。

鹿沼インターで降りて、宇都宮二荒山神社を目指す……わけなんだけども。

なんというか、日曜の3時ころだってのにすげー渋滞ですな (; ・ω・`)

車で仙台あたりに行くのとはモノが違う渋滞。

事前に春日部在住の鉄鋼市況に詳しい友人から聞いてたとおり。

ちなみにその友人、奥日光で車が大変な感じになるくらいの栃木通。

かなり信頼できる情報元。

あらかじめ聞いていたとはいえ、渋滞にハマるとなんだか焦っちゃうよね (´・ω・`)


鹿沼インターからは8キロくらいの道のりなんだけど、渋滞のせいもあって30分くらいかかって到着。

駐車場は神社に併設されている結婚式場(?)の駐車場に。

こちらの神社では、御朱印をいただいたり社務所に用事のある人は駐車料が無料になるのです(`・ω・´)


ただ、駐車場側から入るとすぐ本殿が見えてきてしまうので、いったん外に出て正面の鳥居へ。



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     【 鳥居 】

木造の両部鳥居。

こちらは平成20年に建て替えられたもので、かなり新しい。

樹齢400年の栃木県産ケヤキで造られていて、10メートル弱の高さのある大鳥居だ。

社号標の石もかなり新しく見えるので、その時に建て替えられたものなんだろうか?



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     【 参道 】

街中の神社ということもあってか、きれいに整備された参道。

石畳が敷き詰められていて、公園のような雰囲気。

そのためか、若い参拝者も結構多かった。

近くまで来たし、ついでに参拝……といった感じなのかなあ。



ああ、街中の神社と書きましたけど、どれくらい街中なのかと言ったらこれくらいな感じ。


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ワオ!パルコだよ!ドンキホーテだよ!!長崎屋だよ!!!

ビッグなビルが立ち並ぶ、町の中心部の大都会だよ!!

これなら若い人の参拝者が多いのもうなずけるよね。

ただ、ビルが大きすぎて大鳥居の大きさがあまり感じられないのが残念だけども。

でも、神社の周りがこれだけ栄えているというのは、古来から当社がそれだけ重要視されて多くの人が集まってきたということの証左なんだろうなあ。



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     【 参道途中の境内社 】

参道の石段の途中にある境内社。

右には参道手前から、松尾神社・荒神社・水神社。

同じく左には、剣宮・十二社・菅原神社。




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     【 御神門 】

石段を登りきったところにある御神門。

風格のある唐破風が素敵。

ちなみに、門にかかっている布には菊の紋が描かれているんだけども、どうやら当社の御神紋は菊紋の中に三つ巴が入ったものらしい。

今、いただいた由緒書きを見ていたら気付きました (´・ω・`)

お参りした当時は気付かなかったよ (; ・ω・`)



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     【 手水舎 】

御神門をくぐって左手にある手水舎。

水をためている石が黒みがかって重々しい雰囲気。

現地では気付かなかったけれども、石を支える足の部分がどうやら小さな狛犬になっているみたい。

今、この画像を拡大して気付いたよ (; ・ω・`)

この二荒山神社には今まで二度参拝しているんだけど、見落としたところがかなりあるなあ (´・ω・`)



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     【 神楽殿 】

御神門をくぐって右手にある神楽殿。

奉納されたらしい酒樽が置かれていた。



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     【 神馬像 】

神楽殿の場所からちょっと奥にある神馬の像。



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     【 境内 】

神馬像あたりから御神門を振り返ってみる。

門のすぐ外に大きなビルがそびえたっていて、市の中心部にあることが一目でわかる。


ただ……うーん。

この高さだと本殿とかもきっと丸見えじゃないですか。

守られるように奥に位置している本殿とかも見下ろす形になってしまう建物というのどうなのかなあ。

都会では仕方がないのかもしれないけども。うーん。



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     【 拝殿前の左右の狛犬 】

見たところ、結構新しい狛犬。

モコモコの部分が多くて、モフモフしたら気持ちよさそうな感じ。

台石の花の彫刻も品があって素敵。



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     【 拝殿 】

高さがあって非常に立派な拝殿。

戊辰戦争の際に、新政府軍の攻撃によって破壊・焼失したために、明治時代に再建されたものが現在の社殿となっている。



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     【 本殿 】

高い木々の影になっていてうまく撮影できなかった本殿。

良く見えなかったけれども、神明造りで立派な建物。

しかし、新政府軍は神話の中の神様とはいえ、よく皇族を祀った神社を攻撃できたもんだなあ。うーむ。



さて、無事に参拝も済んだので、社務所へ。

御朱印をいただきます。

こちらは下野國一の宮ということで、全国一の宮御朱印帳にも。


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    (通常の御朱印帳)


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    (全国一の宮御朱印帳)


で、いただいた御朱印がこちら。

一の宮御朱印帳だと、社号に「宇都宮」の文字が加わるのね。

ちなみに初穂料は500円。


神社併設の駐車場を利用の場合は御朱印を拝受する際に駐車券の提出お忘れなく。

駐車料が無料になります(`・ω・´)




そんなこんなで、昨年末の北関東神社巡拝の旅はこれにておしまい。

旅行に行ってから軽く2ヵ月が過ぎようとしてるし……(´・ω:;.:...


実は年始にも鎌倉、房総半島の一の宮めぐり、東京五社めぐりとか……

いろいろとお参りをしてきたんですが、旅行で行った順番で書いていくといつまでもふぐすまに戻ってこれなそうなんで、今後は完全にランダムで気の向いた順番に更新してみますw


そういうわけで、次回からまたしばらくは東北の神社を中心に御案内したいと思いますんで、どうぞよろしくお願いします(`・ω・´)





■ 宇都宮二荒山神社への地図




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◆ 神社の情報



宇都宮二荒山神社    うつのみやふたあらやまじんじゃ


御祭神:豊城入彦命   (相殿:大物主命、事代主命)

社格等:下野國一之宮、延喜式内社(名神大社)、国幣中社、別表神社

鎮座地:栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1