鹿島神社(福島県伊達郡国見町) | ゴシュインデイズ

鹿島神社(福島県伊達郡国見町)

鹿島神社(かしまじんじゃ)。



ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-


福島県伊達郡国見町に鎮座。

御祭神は武甕槌神(タケミカヅチノカミ)。

社格は村社で、延喜式神名帳に名前の残る『陸奥国信夫郡 鹿嶋神社』の論社のひとつになってるらしい。



社伝によると、奈良時代に鎮守府将軍・大野朝臣東人が蝦夷を平定するべく東征した際、常陸國から鹿島明神を勧請したのが始まりとされている。

鎮守府将軍・大野朝臣東人が蝦夷征伐に出たのが720年頃らしいので、その頃の創始ということなんだろう。

もともとの社殿は現在「古鹿島」という地名の場所にあったが、永禄年間(1558年~)に焼失。

その後、再建されたものの、時代が下って享保九年(1724年)に現在地に遷座された。




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     【 参道 】

参道の石段。

この神社は国道4号線からちょっと入ったところにある。

道路がちょうどカーブしているところに沿う形の土地なので、鳥居と逆方向から来たおいらは、場所を軽く見失ってました(´・ω・`)




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     【 鳥居 】

石造りの神明鳥居。

この日は空が綺麗な青空で白い鳥居との色の対比がきれい。

ただ、すごく風の強い日で落ち葉が飛びまくってた。

神社さんはこういったののお掃除とかが大変だよね。頭が下がります。




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     【 左右の狛犬 】

なんだか頭の比率が大きいのか、すごくかぁいい感じに見える狛犬。

猛っているというよりも子犬のような風貌。

ポケモンとかにこういうの居そうじゃないですか。

ポケモンとかやったことが無い世代なので、テレビ画面のフラッシュで大騒ぎになったくらいしか知らないですけども。


ちなみに右手の狛犬の裏には桜の木が生えており、春には道路沿いに綺麗な花を咲かせるんだとか。




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      【 拝殿 】

瓦葺きでパッと見、お寺のように見えてしまう拝殿。

こちらの拝殿は明治十四年に改築し、さらに昭和四十五年に明治維新百周年を記念して改築されたものなんだとか。


さて、拝殿を見ていただくと分かるんだけども。

こちら、一つの建物なのに鈴が二ヶ所についている。

実はこれは、この場所には鹿島神社だけではなく、『医薬神社』という神様も祀られているため。

うーむ。相殿っておいらが普段お参りで巡っている神社ではあまり見ないんだけども。

なんだか鹽竈神社 みたいだよね。


向って右側が武甕槌神が祀られている鹿島神社。

向って左側が医薬神社となる。



医薬神社の御祭神は、大名持神(オオナモチノカミ)、少彦名神(スクナビコナノカミ)。


大名持神は、出雲大社に祀られている大国主(オオクニヌシ)の若いころの名前。

出雲という大きな国を作り上げて大国主という名前になったようで、国の主となる前は別な名前だったようだ。

オオクニヌシさまは多すぎるくらい名前を持ってらっしゃるんで、もしかしたら複数の神様が原型になっていて習合されたのかもしれないけども。


ちなみに、大国主さまと大黒さまは音読みが同じ「ダイコク」だから同じ神様という扱いを受けていたりするけども、大黒さまはもともとはインドのシヴァ神の化身であるマハーカーラが原型。

マハーというのは、「大きな」とか「大いなる」とかいう意味。

カーラというのは、「暗黒」という意味。

そのまま和訳して、「大いなる暗黒の神」で「大黒さま」となった。



ちなみにマハラジャとかインドで良く聞くけども、ラジャというのは「王」という意味で「大いなる王様」という言葉になる。

インド映画の『踊るマハラジャ』をちゃんとした邦題にするなら、『踊る大王』ってするべきだったんだ(´・ω・`)



また、少彦名神は大国主の国造りを助け、医薬・温泉・酒造などの知識を司るとされている。




で。

なんでこの場所に医薬神社が祀られているかというと。

もともとはこの地に薬師如来があったのを、明治時代の神仏分離によって医薬神社と改称し、鹿島神社に合祀されたため。


この薬師如来は、天長三年(826年)に空海が巡礼をした際、この地で流行り病の眼病に苦しむ人々が多く、その人たちを救うために霊石に薬師如来を刻んで祀ったものなんだとか。

まるで夜が明けるかの如くに目が見えるよう回復した人が多かったということから、『明けの薬師』という別称で呼ばれるらしい。

ちなみに、郡山市の豊景神社 の御祭神にもなっている源義家の家臣・鎌倉権五郎景政が敵の矢で目に傷を負った時に、この地に参拝したところ数日で平癒してしまったという言い伝えも残っているそうだ。


 

そのため、こちらの医薬神社は特に目に対しての御神徳が篤いみたい。

目の神様をお探しのお姉さま方、小さめな神社ですけども、ぜひこちらもチェックしてみては(`・ω・´)b



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     【 拝殿向って右の鹿島神社 】



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      【 拝殿向って左の医薬神社 】





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     【 本殿 】



さて、無事に鹿島神社・医薬神社の両方にお参りを済ませて、社務所へ。

授与所の受付のようになっているところはカーテンが閉まっていたので、その隣にあった玄関に声をかけてみる。

宮司さんは地鎮祭のために外出中ということだったが、禰宜さんがいらしたので御朱印をいただけることに。



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で、いただいた御朱印がこちら。

初穂料はお気持ちで、とのことだったので、ちょうどお財布に入っていた500円をお納めいたしました。








■鹿島神社への地図



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◆神社の情報



鹿島神社    かしまじんじゃ

医薬神社    いやくじんじゃ


御祭神:武甕槌神、大名持神、少彦名神

社格等:村社、延喜式内社(論社)

鎮座地:福島県伊達郡国見町藤田字北38-1