愛知県犬山市の歯科~石井歯科室 -8ページ目

愛知県犬山市の歯科~石井歯科室

      安心の地~歯科医があなたに伝えたいこと~

私のところでは、初めていらっしゃった患者様には、氏名、住所等、予約にご都合のよい日時など、既往歴や診察に必要な事柄をあらゆる角度からお聞ききさせて頂いています


また、主訴(しゅそ)といって、今最も気になる事の他に医学的に別のことが原因であることも稀にあるため、普段小さなトラブルになるような項目をアンケート様式でお伺いしてチェックもれのないよう努めています


例えば、関連痛(かんれんつう)というものがあります
痛みを感じる場所と原因となる場所が異なる場合のことをいうのですが


「右上の奥歯が沁みて痛い」というのを主訴としてお聞きしている場合、その部分に大きな虫歯があるわけでもなく、知覚過敏でもない

調べてみると、右下に大きな虫歯があるが、多少沁みる程度

でも、大きな虫歯ということなので関連痛の可能性を伝え、とりあえずそこを治療する旨をお伝えします

後日、症状が治まりますので、このような場合も含めアンケートも行わせて頂いてます

また、お口の中の衛生状態が原因で、細かなトラブルもある時があるため、そのお話をするのにご理解して頂きやすいようにするためのものでもあります




心身共に活発に生活する子供たちにとって、よく噛める歯があるということはとても大切です

虫歯だらけになり、歯の頭もなくなって根っこしかない子も少なからずいます

永久歯に対し、乳歯は痛みに対して鈍感なことが多く、20本もの歯が神経の部屋を丸出しにして

もう死んでしまっているということもあって、本人はなんか噛みにくいなぁと思いつつも、子供は痛みがないとこんなものでしょうと思って過ごしてしまいます

実際にこんな子がいるのです




口の中は口の中だけで問題が起こると考えがちですが、人は全身を使ってあらゆる物事をこなしていますので病気のことだけを体の部分部分に分けて考えるのは狭い視野となってしまいます


重い荷物を持つ時、歯を食いしばります、荷物を持っているのは腕なのに。。。

アスリートの人の歯がくいしばりでぼろぼろになっている、体をつかって競技をしているのだからくいしばらなくてもいいのに。。。


と、こんな物の見方になってしまいます




乳歯はこのように、発育のための重要な役割を持ちます

そして、永久歯が完成し世に出るまでの6年間、その場所取りの役目を持っています

上の歯と下の歯の噛み合せを確保し永久歯がはえやすいようにその空間を作っています

6歳になると、「その空間を作っておいてくれてありがとう、後は任せてね」と言わんばかりに1番前歯と6番目の歯が2番目から5番目までの乳歯の両端を支えるように永久歯として最初にはえてきて、その空間を確保しようとするはえかたをしてきます

小さい歯がはえやすいのであれば、前から順番にはえていけばいいのでしょうが、そうではないのです


こうしてみると、本当に人の体ってよくできてるなぁと自然の力と智恵を痛感します


そして乳歯はえてくる永久歯を誘導してあげる役目もあります

5番目の乳歯、最後尾の乳歯、6歳臼歯の前の歯ですね。その乳歯の後ろの面が6歳臼歯を綺麗に並ぶよう誘導面として上下の6歳臼歯の噛み合せにも関与し活躍するのです







今では、フッ素塗布で歯を丈夫にということで、積極的に商品にも含まれています


以前は、フッ素が水道水に多量に含まれたことで、その地域に斑状歯の方がたくさんいたということもありました



斑状歯とは、幼児期に乳歯または永久歯が作られる時期にエナメル質の形成が少ない事によるものです


つやのある歯本来の輝かしい白ではなく、白ペンキをところどころに塗ったようなまだら模様になった歯のことで、ひどければほぼまだらでなく白ペンキの歯になりますが、虫歯になりにくいという特徴もあります


海外では水道水にフッ素を入れることを推奨していた時期もあったようですが、現在は減少傾向にあるようです


フッ素もいろいろな食品や飲み物から摂取可能ですので無理をしてまでとる必要はないかもしれませんが


これらの教訓をいかされて今があると思いますし、例えば、管理されていない井戸水を長期間飲み続けたりすればなんらかの問題がでることもあるでしょう 


またエナメル質減形成はフッ素だけでなく、遺伝的なもの、栄養障害や発熱疾患によるものも考えられます 


私のところでは、検診にいらっしゃっている患者様にはフッ素を塗っていますが、なんでもかんでもフッ素がいいということではないですし、あくまで補助的な意味合いですので、過剰反応しなければよい虫歯予防でしょう