愛知県犬山市の歯科~石井歯科室 -31ページ目

愛知県犬山市の歯科~石井歯科室

      安心の地~歯科医があなたに伝えたいこと~

これまでの歯とその周りの歯ぐきのお話を含めて、全体の歯科治療の流れをお話しします


まず、患者様にいろいろ伺います。

今日、困っていること、また、気になること、不安に思っていること、そして、今までにかかった病気の名前、血圧、アレルギーや妊娠の有無、薬の副作用など、治療に関わってくることですので、すべて答えて頂いてます。


患者さまのお口の中の今の状況をチェックし、最も困っているところを処置した後、お口の中全体をチェックし問題点があればお話させて頂き、患者様のご都合とニーズを含め、歯科の基本的な治療の流れを説明していきます。


治療を進める方向性が決まれば、歯周病の治療の場合や、たくさんの虫歯がみられる方の場合、また、検診を希望されてチェックする意味でも、より深くチェックし、たくさんの情報を得るため、お口全体のお写真を撮ります。


全体のお写真でわかるのは


視覚だけでは確認しづらい虫歯をみつける
歯周ポケットの計測の補助
歯の根っこの病気のチェック
どこが痛いのか患者様自信でわからない時
親しらずの状態
骨の中の病気のチェック
頬の部分の病気のチェック
子供の場合、大人の歯の成長過程のチェック
アゴの関節のチェック
骨折のチェック

まだまだあって、たくさんの情報が詰まっていますが、最も重要な歯周病の検査に移ってきます。内容は歯一本一本の歯周ポケットを測っていきます



歯がぐらぐらしていないかも一本一本調べ て数値で表します 。動揺度といって0~3で表し、0がほとんど動かない、1が多少揺れるかくらいで数値が上がるにつれ揺れが大きく、3は上から歯を押すと沈むというくらいの状態です



この検査と写真から、患者様にお伝えしなければならない事を、ピックアップしていきます。内容は、歯周炎の状態と歯のぐらつき、虫歯の状況、歯がないところをどうするかなど、いろいろありますが、まずは、歯石取りをさせていただきます。




次に、歯科専門の機械でしかとれない歯石をとった後、歯ブラシ、糸ようじ、歯間ブラシを使って歯表面のおおまかな掃除をします。




その後、目には見えませんが、細菌が付着しやすい膜というのがありますので、それを特殊なブラシで落としゴム状のラバーの研磨器具で歯の表面をつるつるに仕上げます。




ここからいよいよ虫歯などの治療に入っていきます。患者様のニーズが第一ですが、理解していただければ、基本的にはこの流れで進めてまいります。








おおまかなお口の人生は、歯がはえはじめてから10代で歯肉炎を経験し、20代30代で歯周炎を経験し、これらを合わせて歯周病ということなんですが、



接点の位置がかわらず、はぐきが腫れた状態を歯肉炎といい、接点の位置が根っこの先のほうに移動し、はぐきが腫れた状態を歯周炎といいます。



そして歯周炎になった時、接点の位置から腫れたはぐきの頂上までの距離を「歯周ポケット」といいます。例えば、接点が2ミリ下がったら今までのプラス2ミリ深いポケットができたということです。




文字通りポケットです。接点が底の縫い目で生地の部分が歯の根っことはぐきです。歯の真上から見ると、円形状ドーナツ型の変わったポケットです。




歯の根っこの長さは、大体1センチから2センチの間です。歯周ポケットは大体ですが4ミリからを注意して診ていきますが、




歯と歯ぐきをみるとき、口腔環境で歯垢や歯石がたくさんついていたり、ポケットが深くなくても常に腫れて赤みがかっていたり、出血の色、量、どのような歯ブラシの使い方をしているか、かみ合わせなど複合的な観点から診断するので、あくまで歯周ポケットは目安ですが、とても大切な目安です。




これが、歯科治療としてまずチェックするところです。





ここからは、見方によれば衰退的な内容になりますが、知識として受け止めて頂けばお口の中を大切にしたくなるという明るく発展的なお話です。



中学2年生くらいで、きれいにはえ揃った歯。
歯ぐきも薄いピンク色
接点は、根っこの最上部



そこから歯茎が立ち上がり、歯ぐき自身の厚み分の高さがあるのですが
これからの歯周病の話で、この高さがポイントになっていきます。



この頃は 、接点から歯ぐきの頂上までの高さと言っても、せいぜい1ミリあるかないかです。もちろん個人差はあります。


この年齢から20代前半までの間、歯周炎になっている方は、まずいらっしゃいませんが、その前の段階ともいえる歯肉炎になります。文字通り歯にくの炎症です。ですから接点から立ち上がった周辺の歯肉(歯ぐき)が腫れます。


Tシャツのエリがハイネックになった、みたいな感覚です。接点から歯ぐきの頂上までの高さが2ミリとか、ひどければ2ミリ以上に増えるということです。



そんな中学時代を経て、歯ぐきも成長し、20代半ばくらいまでは大体、2~3ミリまでの高さが理想的な状態です。


そして、20代後半から30代になるにつれ、少しずつ歯周炎の徴候が出始めます。、骨が減り始め、 骨の頂上が下がり、寄り添うように接点が根っこの先に移動しはじめます。 歯周病というのは菌が主な原因ではありますが この症状は、その人の生活環境、食生活、日ごろのケア、また遺伝的なもので全くかわってきます。年齢を重ねれば、重ねる程顕著に現れます。