参議院議員選挙が10日、投開票され、長野県区は、現職の杉尾ひでや氏(64)=立憲民主党=が当選確実となった。2期目。

 同県区には、定数1人を巡り新人6人が立候補していた。

 杉尾氏は、激戦といわれた長野県区を制した。 

 

 テレビが、午後8時に当確が伝えると、笑顔で会場に登場。

  

 壇上で、支援者らを前に「8時に当確が出るとは想わなかった。大変厳しい選挙の中、このように早くでたのは、多くの支援者のおかげだと思っている。今回の選挙戦は必死だった。自民党の方が信州長野県で、知名度があり人気がある方だった。何度もだめだと思った。その中でも、一切ぶれることなく私の選挙戦を戦ってくれた、スタッフや共闘してくれた党の関係者など全ての方に支えられた事が、当選に結びついた」と選挙戦を振り返った。

 最後に「これからも信州長野県の代表として議員活動をしていきたい」と力強く語った。

 

 今回の選挙は、事実上、現職で野党が共闘した杉尾氏と、新人で長野県でラジオ番組を20年以上続け、若年層に人気が高い与党、自民党の松山三四六氏の一騎打ちと言われていた。

 

 敗れた自民党の松山候補は「何より私を支援してくれた人に感謝をしたい」と深々と頭を下げた。

 「懸命に選挙戦に挑んできた。しかし、責任は自分にある。私が人生を誠実に邁進していれば、皆様のお力になれたと思う。私は、まだまだ、そのような人物ではなかった。このような、結果になかったことを、申し訳なく思う」と敗戦の弁を述べた。

 

 ◆今回の選挙で立候補したのは届出順に次の通り。
 ▽新人 手塚大輔(てづか だいすけ)氏(39)=日本維新の会、会社役員、松本市=
 ▽新人 松山三四六(まつやま さんしろう、秦光秀)氏(51)=自由民主党、選挙区支部長、長野市=

 ▽現職 杉尾ひでや(すぎお ひでや、杉尾秀哉)氏(64)=立憲民主党、参議院議員、長野市=
 ▽新人 サルサ岩渕(さるさ いわぶち、岩渕政史)氏(44)=無所属、ジャーナリスト、東京都世田谷区=
 ▽新人 秋山よしはる(あきやま よしはる、秋山良治)氏(45)=参政党、会社役員、岡谷市=

 ▽新人 日高ちほ(ひだか ちほ、日高千穂)氏(43)=NHK党、会社経営、埼玉県三郷市=

 

【左から北村村長、高野社長】

 

 

 青木村はこのほど、千曲バス青木線を運行する千曲バス㈱=本社・佐久市=に支援金100万円を贈呈した。同社に対する支援金贈呈は3年連続で3回目。


 この支援金は「新型コロナウイルス感染症」に、起因する経済状況下で経営がひっ迫している公共交通について、村民の生活路線を守り、路線維持を応援するためのもの。


 この日は、村役場で贈呈式があり、訪れた千曲バスの高野公秀社長に北村政夫村長が目録を贈呈し「以前から路線維持にご配慮いただいていることに感謝申し上げたい。高齢者のためにも千曲バスに頑張ってもらいたい」などとあいさつ。


 これを受け、高野社長は「コロナ禍と原油高騰という二重苦だが、国の支援金や助成でなんとか延命している中での志はありがたい。公共交通の維持に皆さんのお力を借りながら頑張っていきたい」などとあいさつした。


 両者の懇談の中では北村村長が青木峠新トンネル完成後に、上田と松本を結ぶ「直通バス」の運行を要望する場面もあった。

 

 

【宇坪入の棚田の里近く。代掻きをする清水さん】

 

 

【宇坪入の棚田の山手側(左)。雑木が生い茂り山林化している】

 

【田植え】

 

 

【代掻きをする清水さん】

 

 

 

 

【筒井沢の棚田】

 

 「かつての”美しい棚田風景”を取り戻したい」ー。

 小諸市菱野の「宇坪入(うつぼいり)の棚田」で、同市和田の農家・清水博人さん(34)は、新たな田んぼづくりに挑戦している。

 

 同棚田は農家の高齢化などで耕作放棄地が増えている。
 昨年、地域の人から「小諸に棚田があるけど、荒廃していて悲しい」との声を聞いた。

十数年前から耕作放棄地が増え、雑木が生い茂るなど一部山林化していた同棚田を見て「何かできないか」と、清水さんはプロジェクトを立ち上げた。

 クラウドファンディングなどで協力者を募りながら「5年から10年の長期的な視野で再生できたら」と話す。
 

 清水さんは、同市滝原出身で、東京の化学メーカーに務めていた際、摂取する食べ物で体内から作る美「インナービューティ」に興味を持ち、農家になることを決意。

7年前にUターンし、東御の農業法人で修業。5年前に独立し、滝原や菱野、御牧ヶ原などで米や野菜を栽培する。

 2019年には、無農薬・無化学肥料で栽培、収獲したお米「ミルキークイーン」が国際コンクールで特別優秀賞に輝いた。


 標高900mから950mの宇坪入の棚田は「標高が高く、四季がはっきりあることで微生物の棲みやすい環境循環が生まれる。

 化学肥料を使わず良い土を育て、自然の持っている力を引き出す農法で米本来のうま味を引き出したい」と意気込む。
 

 地元の協力者のひとり中屋敬吉さんは「標高が高く冷え込むため、田んぼの底が大事。常時冷たい水ではだめ、水持ちが良くないと。雑木の根が生え底の抜けた田を戻すには時間がかかる。培養土をつくり締めて、床を作って、開墾合わせて3年かかる」と言う。 


 最初、特に山林化している山手側の荒廃地から手を入れ始めようとした。

 しかし「まずは里近くのすぐ作れるところから始めた方が良い」との地域のアドバイスもあり、宇坪入の棚田で休耕田になって数年の田2枚と、隣りの筒井沢の棚田で1枚借りた。


 今年1月、重機のバックホーなどで雑木の撤去や雑草刈りを始め、今月田起しをして水を溜めた。

 はじめは、水が3分の1しか溜まらず、試行錯誤したが、代掻き、田植えを無事に終えた。
 

 「田植えを1カ月遅らせたのは、収穫時期に冷え込むことで植物の甘みを引き出せると考えたから。収量は少なくとも美味しい米を作りたい。ゆくゆくは山手の方も借りてチャレンジしたい」と清水さん。

 「先人が残してきた棚田は日本の食文化の象徴。途絶えると日本の文化も終わってしまう。苦労はするけど、楽しんで面白い取り組みをして、子どもたちに日本の米がこうして作られているんだと伝えていけたら」と話していた。

 

 

 

【生徒が重機でアスファルト舗装を体験】

 

 

【塩沢産業から生徒に趣旨説明】

 

【廃材を重機で粉砕】

 

 

 

 上田市中丸子の丸子修学館高校(西澤国之学校長)の工業科生徒24人はこのほど、生コン、砕石、建設事業を営む東御市加沢の株式会社塩沢産業(山口英俊社長)で、研修見学会を行った。

 

 

 普段、快適な生活を過ごす中で、その多くのインフラが土木事業により維持、整備されていることを認識。持続可能な地域づくりへの興味関心を高めることを目的に初めて実施した。


 塩沢産業がグループとして取り組む各種事業の説明と長野SDGs推進やエコアクション21への取り組み状況の説明。

 その後、重機で解体現場から排出された廃材を細かく砕き再生砕石とし、道路舗装として再利用されるまでの過程を実演。

 また、分別された鉄くずはリサイクルされ新しい鉄筋に生まれ変わることを説明。

 

 生徒は、アスファルトをならして重機で固める作業を担当者とともに体験した。

 このほか、バックフォーやホイールローダーなどの重機操作体験も行った。
 

 引率の工業科松田晃和教諭(50)は「地域のインフラを支えている生の材料に触れることの大切さや身近かな地元に社会基盤を支えている企業があることを認識してもらう機会としたい」と話した。

 

 

 

 

【馬場代表理事とA型事業所のぞみ】

 

 

【のぞみでの作業の様子】

 

 東御市滋野のNPO法人プラスモアは今年2月、市内2箇所に就労支援事業所を開所した。

 「就労継続支援A型事業所のぞみ」と「B型事業所ふれあい」。

 場所は、国道18号沿いの同市滋野の元蕎麦店跡。

 両施設の定員は、10人。

 代表理事は馬場章男さん。

 

 漬物、菓子など製造卸および販売事業を行う同市滋野乙、馬場音一商店の代表取締役社長も務める。


 馬場さんは「会社の成長は、売上や利益ではなく社員一人一人の成長の総和だ」と言い、「最近、会社や周辺で社会生活が困難で孤立化する人たちの姿を日常的に見たり、聞いたりすることが多くなりこの傾向はコロナ禍が長引く中で顕著になった」と話す。


 元気に生き生き働きたいと願う人や障がいを持っていても社会で活躍したいと願う人を放置しておくことは社会の損失であると思い立ち、全く未知の世界である福祉事業に飛び込んだ。
 

 就労継続支援A型事業所は、雇用契約を結ばず働く場所を提供するB型事業所と異なり、雇用契約を結び一般就労へつなげる訓練を行う事業所。

東御市には同法人が開所するまでは、社会福祉法人みまき福祉会のユニバーサルワークセンターみまき(令和3年4月開所)のみで、のぞみの開所で2カ所目となる。
 

 この事業所は、地域に密着し、地域の社会福祉への貢献や地域創生へと繋がる福祉支援機関として、生活や社会接点の場、仲間と共に働きがいや生きがいを共感できる場所づくりを目指す。

 

 馬場さんは「障がい者の自立と社会参加の支援に取り組み、共生社会を実現していきたい」と話していた。

 
 問い合わせ(電話)0268・71・53

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【エサ代を手渡す山口会長】

 

 小諸ロータリークラブ(RC)はこのほど、小諸市動物園のエサ代7万3076円と園内用おむつ交換台を、市に寄付した。


 エサ代は同RCが、4月下旬の市動物園リニューアルに合わせて園内で実施した募金活動と、会員の寄付で用意した。

 募金活動では、同RC会員に加え、小諸を拠点とする「ガールスカウト長野第17団」、市民有志など18人が協力を呼び掛けた。


 同RCは平成27年から毎年、エサ代の寄付を行っている。

 地域貢献の一環として、動物園の活性化を目指そうと始まった取り組み。

 

 「新型コロナウイルス感染症」流行前は、市街地で開催される秋の恒例イベント「信州小諸ふーどまつり」で出張動物園を開き、募金活動行ってきた。


 市役所で寄付贈呈式があり、同RCの山口哲也会長が小泉俊博市長にエサ代を贈呈。

 同RCはエサ代寄付に加え、園内にすでに設置されているおむつ交換台(8万1000円相当)の目録も手渡した。
 

 山口会長は「子どもたちには、動物とふれあうことで優しい心を育んでほしい。動物園は市民や観光客の癒しの場となるように再整備進めば」と話した。

 

11日、午後2時~3時半、上田市中央公民館3階大会議室。
 

テーマ「介護現場からお伝えしたいこと」。
 

講師は堀内幸子さん(千曲荘病院認知症ケア支援ケアチーム〃結い〃代表、看護師・認知症ケア上級専門士)。
 

参加費有料。
定員50人(先着順)。

 

★事前予約制。
(電話)090・1886・2429(塩川さん)