【エサ代を手渡す山口会長】

 

 小諸ロータリークラブ(RC)はこのほど、小諸市動物園のエサ代7万3076円と園内用おむつ交換台を、市に寄付した。


 エサ代は同RCが、4月下旬の市動物園リニューアルに合わせて園内で実施した募金活動と、会員の寄付で用意した。

 募金活動では、同RC会員に加え、小諸を拠点とする「ガールスカウト長野第17団」、市民有志など18人が協力を呼び掛けた。


 同RCは平成27年から毎年、エサ代の寄付を行っている。

 地域貢献の一環として、動物園の活性化を目指そうと始まった取り組み。

 

 「新型コロナウイルス感染症」流行前は、市街地で開催される秋の恒例イベント「信州小諸ふーどまつり」で出張動物園を開き、募金活動行ってきた。


 市役所で寄付贈呈式があり、同RCの山口哲也会長が小泉俊博市長にエサ代を贈呈。

 同RCはエサ代寄付に加え、園内にすでに設置されているおむつ交換台(8万1000円相当)の目録も手渡した。
 

 山口会長は「子どもたちには、動物とふれあうことで優しい心を育んでほしい。動物園は市民や観光客の癒しの場となるように再整備進めば」と話した。