【新選組の副長、土方歳三が
所持したとされる日本刀】
【文科大臣賞・経産大臣賞を受賞した
上山さんの刀(左)など】
坂城町坂城の鉄の展示館は第12回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」の入賞、入選作品を紹介する「日本刀の匠たち」展を開いている。
同展覧会は公益財団法人日本刀文化振興協会が主催する公募展。
作刀・刀身彫刻部門、研磨部門、刀装部門などの60点余を一堂に展示した。
作刀・刀身彫刻部門で文部科学大臣賞・経済産業大臣賞を受賞した上山陽三さん(岡山県)は、1981年北海道に生まれ、宮入小左衛門行平に師事し坂城町で修行した。
期間中は五寸釘でオリジナルナイフを作るワークショップや刀のお手入れ体験、刀身制作、研磨、柄巻など日本刀制作に関わる技術研修会の一般公開など、週末を中心に多彩な関連イベントを開いている。
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同展では新選組の副長、土方歳三(1835~1869)が所持したとされる日本刀「備前國長船住横山藤原祐永」も展示されている。
刃渡りは、81・4㎝。茎(なかご)の側面に刀銘と「文久三年八月吉日」、棟に「為新選組副長土方歳三作」の文字がある。
主任学芸員の時信武史さんは「よほどの剣豪でなければ使いこなせない長さだが、バランスよくできている。何度か研ぎを経ているようだが若干の疵(きず)があり、実戦で使われていたと思われる。幕末のロマンに触れていただければ」と話す。
この刀を所有する松本市の刀剣コレクター、佐藤肇祐さん(47)は「土方は最後まで戦い抜いた幕末の英傑。ぜひ多くの人に見ていただきたい」と話している。
8月28日まで。
月曜日休館。
開館時間は午前9時から午後5時。
入館料一般500円。
(電話)0268・82・1128(鉄の展示館)








