東御市議会は6日、9月定例会一般質問最終日に5人が登壇した。

 

 ◆花岡豊一議員は、避難所として使用する施設の状態の見える化について、施設数、面積、築年数の現状と各施設の点検や整備状況の施設の可視化、庁内での情報共有が図られているか。

 また、地震や異常気象による豪雨などが頻繁に起きる中、長引くコロナ禍で住民の防災意識も減退しているのではないかと質問し、県が提供している信州防災アプリなどのPRを紹介した。

 ◇市は、災害により家に戻れなくなった被災者が一定期間滞在し生活する施設として市が開設する「指定避難所」は、市有施設35カ所、県などの施設3カ所の合計38カ所あり、面積合計9万5000㎡、市の人口の約6割が収容できるとした。

 うち築年数が41年から51年となる施設が田中小学校など9カ所あるとした。

また、各施設の経常的な点検は担当課が行っており、ハザードマップに明記し修繕などが必要な場合は予算対応し、災害対策本部が立ち上がる段階では情報は共有できているとした。

コロナ禍で、市の防災訓練が3年連続で中止となったことから、住民の防災意識が希薄になりつつあるとの危機感は持っているとした。
 市民の日頃からの防災意識の高揚に向け、東御市ハザードマップや信州防災アプリなどの活用を積極的に進めたいと答弁した。

 ◆このほか花岡議員は、市役所内のDX推進の現状と取組についても質問した。
 

◇  ◇
 

 ◆窪田俊介議員は、湯の丸高地トレーニング施設について、ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点指定に向けた取組状況やタイムスケジュール、指定された場合の期間、利用しているアスリートなどからの要望に基づく施設整備や拡充事業はあるか、施設の財源となる寄附金の現状と償還計画、アスリートのパフォーマンスを最大限上げるメンタルトレーニング体制の構築も必要ではないかと質問した。
 ◇市は、ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点指定に向けてJOCなどからの推薦を受け進めているとし、現時点で指定に向けたタイムスケジュールが明確に示されておらず、前例によると来年2月頃に申請、審査を経て指定される予定とした。

 また、指定期間は、原則として指定された日から、当該競技が実施される次期オリンピック・パラリンピック競技大会の開催年度末日までとなる。  
 施設を利用するアスリートなどからの要望については、400mトラックの芝生化、競技後のリカバリー施設、パラアスリートからは施設のバリアフリー化などであり現在検討中とした。

なお、施設の償還財源については個人版ふるさと寄附金が伸び悩む一方、企業版ふるさと寄附金は順調とした。

 花岡利夫市長は、市長任期最終年度の令和5年度までに起債の償還を目指すのが私の任務であると答弁した。


 ◆窪田議員は、物価高騰が続く学校給食費への影響や安倍元首相の国葬についての東御市の関わりについて質問した。
 

◇  ◇
 

◆このほかの質問は次の通り。
 ▽大塚博文議員、観光業の現状と将来の振興策に関連する基礎情報

 ▽斉藤哲議員、水道事業

 ▽高木真由美議員、地域包括ケアシステムの推進
 

 

 

 

 小諸市議会9月定例会は7日、3日目の一般質問を行い4議員が質問した。

 この日が一般質問最終日となり、予定していた16議員が質問を終えた。
 

 ◆神津眞美子議員は、市における「ゼロカーボン推進」の道筋をどう描いているか質問。
 ◇市側の答弁によると、市は2020年9月に市気候非常事態宣言を表明。

今年度から個人を対象とした蓄電池システム導入や電気自動車購入に対する補助を制度化。
 ◇また、田中尚公副市長を本部長、部長級職員を本部員とする市ゼロカーボン戦略推進本部を組織し、先月末に第1回会議を開催。

具体的な目標を2050年ゼロカーボン実現とし、2030年中期目標を2010年比温室効果ガス排出量50%減のカーボンハーフとし、全庁横断的に取り組む。

 提示された目標実現の具体例では、市民一人当たり1日553グラムのCO2削減を継続していく必要がある。

この量は、ノートパソコンでは121時間使用、自動車では1・8㎞走行に相当。

さまざまな面での削減や、再生可能エネルギーへの転換なども進める必要があり「分かりやすい広報を検討していく」とした。
 また、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体との関係について質問。

 ◇小泉俊博市長は、同団体と関係が深い日刊紙「世界日報」の取材や、イベント「ピースロード」主催団体の表敬訪問を受け入れなどに応じたことがある。

安倍晋三元首相の襲撃事件以降に、これら団体が元信者との間で未だにトラブルがあることを知ったとする。
 ◇小泉市長は「市の対応が意図と違った目的に利用されているのであれば大変遺憾。また、社会的な影響という意味で責任を感じ、深く反省している。今後このようなことが無いよう、世界日報、ピースロード、旧統一教会系の団体と一切関係を絶ち、さまざまな取材の依頼、応援などの要請については細心の注意を払い対応する」と述べた。
 

 

 ◆田邉久夫議員は、少子高齢化による人口減少の対応について質問。
 ◇市は全国同様に人口減少の課題に直面している。

第2期小諸市まち・ひと・しごと創生総合戦略によると、総人口は平成12年の4・6万人をピークとして、令和27年には3万人に減少すると推計される。

市の近年の人口減少の主な原因は、死亡数と出生数の差「自然増減」。
 ◇小泉市長の答弁によると、市の魅力などを戦略的・効果的に宣伝・周知するシティープロモーション強化や移住定住施策に取り組んできた。

市長2期目にあたっては小諸版ウェルネスシティを掲げ、コロナ禍にはサードプレイスの概念を取り入れた。

市内では交流人口・関係人口の増加から移住定住の増加につなげるさまざまな取り組みが展開された。

人口減の一方で、転出数と転入数の差「社会増減」については、平成28年は136人減、同29年は78人減、同30年は30人増、令和元年には増減なし、同2年は18人増、同3年には16人増と増加傾向。

今年は1月から6月末で137人増。

 ◆田邉議員は、自然増減ではなく社会増減を強調する理由を確認した。

 ◇小泉市長は、全国的な人口減少のなかで、市においてこれを緩和するため、まずは社会増を目指すことが重要とする旨を説明した。
 

◆このほかの質問は

 ▽福島鶴子議員は、市民福祉増進のため公有財産の適正管理による自主財源の確保について「住みたいまち」として現在の小諸市の生活環境の捉え方、市民の日常の暮らしを豊かにするためには少しでも多く自主財源を増やすことが求められると考えるがどうか、自主財源確保に向けて税収以外にどのような具体的努力をしているか、自主財源となり得る「公有財産の整備」は進んでいないように感じるが要因は何か。
 ▽神津議員は、参議院選挙の応援、コンパクトシティのまちづくり。
 ▽髙橋公議員は、廃止された南城公園流水プールの跡地利用について、今後のタイムスケジュール、パブリックコメント実施、市民公募の協議会等。

小中学校のGIGAスクール構想とICT教育について、計画に対する進捗、小中学校それぞれの計画に対する進捗はどうか、計画外の新たな発展─など。  
 

 

 

11日まで、午前9時~午後5時、長野市の長野県立美術館本館オープンギャラリー。

 

アーティストの佐藤朋子さん(長野市生まれ、神奈川県在住)が一定期間美術館に滞在して作品を制作し、その制作過程や完成した作品を観覧するプログラム。
 

入場料・観覧無料。
(電話)026・232・0052

 

 

 


 長野県はこのほど、令和3年産の県内農産物輸出額(県推計値)を公表。

平成25年に調査を開始して以来、過去最高額の17億6533万円とした。

 前年比は118%。


 主な輸出先は台湾で8億5592万円、香港が7億966万円、アメリカが7700万円。

  前年比では、アメリカが700%の伸び。

  品目では、ブドウが10億661万円で全体の57%、米が11・2%、市田柿が9・7%、モモが9%。

 前年比で米が168%で伸びている。
 

 ブドウは天候の影響で出荷量が前年比92%に減少したが、高単価の維持で輸出額は103%になった。
 

 同日、令和3年産の農業農村総生産額(県推計値)も公表。

  前年比96・8%の3018億円。

  リンゴの大幅な生産量減少などが影響した。

  一方、ECサイトやWeb商談会などの販売強化で農産加工の産出額は、前年から8億円増加し、201億円となった。

 

 【男子】

 ▽ダブルスA 田中智之、磯部大志(オール佐久)

 ▽ダブルスB 臼田陽翔、三石崇(オール佐久スポ少)
 

 【女子】

 ▽ダブルスA 塚田佐知子、土屋美絵(小諸BC)

 ▽ダブルスB 小久保眞生子、田中千春(WINGS)
 

 【混合ダブルス】

 田中智之、村田早紀(オール佐久)

 

【全国大会出場を報告した

コトヒラ工業の関係者ら】

 

 

 東御市のコトヒラ工業の野球部は軟式野球全国大会「高松宮賜杯第66回全日本軟式野球大会(2部)」に出場する。6年ぶり2回目。

 同大会は10日から12日、宮城県で開催される。

 

 

 東信予選と県予選で優勝し、北信越ブロック予選会代表決定戦に進出。

同ブロックで福井県代表チームを破り、ブロック3枠の全国出場を決めた。

全国には32チームがエントリーし、トーナメント戦で優勝を決める。
 

 同社野球部は1967年創設で、現在は20代から30代の選手20人が所属している。

上田西高、上田千曲高、丸子修学館高など地元高校野球部出身の社員が数多く活躍。

練習は主に土日で、東信地域の野球場で汗を流している。

今シーズン初めには、チームで話し合いを行って意思統一を図り、全国で勝つという目標を明確化した。

飛びぬけた選手はいないが、チーム力で勝ちを重ねたという。
 

 大会を前にこのほど、清水孝寿監督(48)、春原隼主将(29)、渡辺聖矢副主将(22)、同社の手塚仁也社長が、市役所を表敬訪問。花岡利夫市長や東御市スポーツ協会の中堀雅夫会長と懇談した。
 

 春原主将や渡辺副主将は「春先に面談などで話し合い、目標を定めた。最初は結果が出なかったが、力を合わせて結果がついてきた。全国出場で終わりではない、まずは目標の1勝を目指したい」と話した。

 

 

 

 

【公演に向けて中澤ホールで練習する

出演者(左端が中澤さん)】

 

 

 上田市中央6の中澤ホールで16、17日「弦楽アンサンブルの魅惑」が開催される。今回2回目。

 前回はサントミューゼで開いた。

 主催はムジークフェラインASAMA。
 

 演奏者は世界的に活躍するヴァイオリニストの中澤きみ子さん、ピアノは千曲市の瀬在晶子さん、ヴァイオリンは上田市出身の村上あゆ美さん、ヴィオラは同・田中美恵子さん、チェロは須坂市出身の宮澤等さんの5人。

 ハイドン、モーツァルト、シューマンの作品を演奏する。
 

◇  ◇
 

 中澤ホールは、世界的なヴァイオリン製作・修復家の中澤宗幸さん(81)と、きみ子夫妻が1985年に建設。

 設計は建築家の早川邦彦さん(東京都)。
 建設当時、先進的なコンクリート打ちっぱなしのモダンな建物として雑誌などに紹介された。

ホールは2階で約50坪。

アットホームな雰囲気で音の響きが良い。

 中澤夫妻は「室内楽の演奏をお客様と共有したい」との思いからホールを建設した。
 

 同ホールは「新型コロナウイルス」の影響で数年間コンサートが開催できなかった。

今回はそんな思いが再び実現できる絶好の機会。

 中澤さんは「これを機会にこれからもホールを活用する公演が開催できれば」と話している。
 

 16日は午後2時、17日は午後2時と同5時の2回。

 各公演50席。

 チケット等詳細は(電話)090・6493・6668(倉石さん)。