【全国大会出場を報告した

コトヒラ工業の関係者ら】

 

 

 東御市のコトヒラ工業の野球部は軟式野球全国大会「高松宮賜杯第66回全日本軟式野球大会(2部)」に出場する。6年ぶり2回目。

 同大会は10日から12日、宮城県で開催される。

 

 

 東信予選と県予選で優勝し、北信越ブロック予選会代表決定戦に進出。

同ブロックで福井県代表チームを破り、ブロック3枠の全国出場を決めた。

全国には32チームがエントリーし、トーナメント戦で優勝を決める。
 

 同社野球部は1967年創設で、現在は20代から30代の選手20人が所属している。

上田西高、上田千曲高、丸子修学館高など地元高校野球部出身の社員が数多く活躍。

練習は主に土日で、東信地域の野球場で汗を流している。

今シーズン初めには、チームで話し合いを行って意思統一を図り、全国で勝つという目標を明確化した。

飛びぬけた選手はいないが、チーム力で勝ちを重ねたという。
 

 大会を前にこのほど、清水孝寿監督(48)、春原隼主将(29)、渡辺聖矢副主将(22)、同社の手塚仁也社長が、市役所を表敬訪問。花岡利夫市長や東御市スポーツ協会の中堀雅夫会長と懇談した。
 

 春原主将や渡辺副主将は「春先に面談などで話し合い、目標を定めた。最初は結果が出なかったが、力を合わせて結果がついてきた。全国出場で終わりではない、まずは目標の1勝を目指したい」と話した。