【公演に向けて中澤ホールで練習する

出演者(左端が中澤さん)】

 

 

 上田市中央6の中澤ホールで16、17日「弦楽アンサンブルの魅惑」が開催される。今回2回目。

 前回はサントミューゼで開いた。

 主催はムジークフェラインASAMA。
 

 演奏者は世界的に活躍するヴァイオリニストの中澤きみ子さん、ピアノは千曲市の瀬在晶子さん、ヴァイオリンは上田市出身の村上あゆ美さん、ヴィオラは同・田中美恵子さん、チェロは須坂市出身の宮澤等さんの5人。

 ハイドン、モーツァルト、シューマンの作品を演奏する。
 

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 中澤ホールは、世界的なヴァイオリン製作・修復家の中澤宗幸さん(81)と、きみ子夫妻が1985年に建設。

 設計は建築家の早川邦彦さん(東京都)。
 建設当時、先進的なコンクリート打ちっぱなしのモダンな建物として雑誌などに紹介された。

ホールは2階で約50坪。

アットホームな雰囲気で音の響きが良い。

 中澤夫妻は「室内楽の演奏をお客様と共有したい」との思いからホールを建設した。
 

 同ホールは「新型コロナウイルス」の影響で数年間コンサートが開催できなかった。

今回はそんな思いが再び実現できる絶好の機会。

 中澤さんは「これを機会にこれからもホールを活用する公演が開催できれば」と話している。
 

 16日は午後2時、17日は午後2時と同5時の2回。

 各公演50席。

 チケット等詳細は(電話)090・6493・6668(倉石さん)。