
東御市議会3月定例会は8日、4会派の代表質問と、3議員の個人質問を行った。
◆さわやかな風の会は、依田俊良議員が、湯の丸関連事業の財政運営の見通しについて質問。
◇市は、企業版ふるさと納税と一般寄付が好調。
また、起債償還の原資となる3年度末の基金残高が、2億8500万円程積み上がり、国の交付税措置をふまえた未償還額が4億7600万円と見込まれる。
このような事から、実質起債残高は「約1億9100万円」となり、4、5年度で予算通りの寄付を確保し、償還が進めば「5年度中の繰り上げ償還が可能」と回答。
◇「脱炭素社会に向けた取り組みについて」の質問で、花岡利夫市長は「太陽光、小水力発電、地熱発電など再生可能エネルギーの後押しとなる『脱炭素先行地域』(環境省所管)選定を目指す」とした。
◆東翔の会は田中信寿議員が、今年度の市政の最重要事業は何かを質問。
◇花岡市長は組織再編して設置する「子どもサポートセンター」を挙げ「支援を要する全ての子ども、家庭への切れ目のない支援を実施。業務を担う子ども家庭支援室に、家庭児童相談員、社会福祉士、教育指導主事、臨床心理士、保健師等を配置する」。不登校の児童生徒への支援も行っていくとした。
◆公明党は髙木真由美議員が、行政サービスのデジタル化の現状を質問。
◇花岡市長は、4月から住民票請求のオンライン化を可能とするほか、4年度中に子育てや介護に関わる26の手続きをマイナポータルからできるよう整備。
「5年度のサービス開始を計画」と回答。
◇東御市民病院とみまき温泉診療所のオンライン診療については、受診者数が増加していることをふまえ「多様な症状の診察に活用可能。通院困難な人の受診にも有効な手段」とし「コロナ禍後」も継続するとの方針を示した。
また、在宅医療の充実の側面から、モバイル機器を活用した地域包括システムの運用について研究していくことを明らかにした。
◆日本共産党は窪田俊介議員が、湯の丸高地トレーニング拠点の今後について質問。
◇市は、ナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点の指定について「5年度の指定を目標に取り組む」とした。
1月に行われた成果報告会で、専門家から指摘された不足施設について「低酸素環境、リカバリー設備の環境設備が必要と考える。費用は指定に伴い交付される国の委託費でまかまう」と回答。
=================
◆個人質問では村山弘子議員が「コロナ第6波」における学校現場の現状について、学習面、生活面への影響を質問し、市にていねいな対応を求めた。
◆斉藤哲議員は、特定外来植物の「ニワウルシ」について、駆除対象の1つとして市民への周知をすすめ、早期の発見と駆除につなげるよう求めた。
◆花岡豊一議員は、祢津御堂地区のワイン用ブドウ団地の栽培面積や、新規醸造施設の内容等について質問。
◇市は、同地区のブドウの栽培面積は市全体の37%を占める一方で、収穫量全量を生産できる醸造施設ではないことや、販売施設での農産物マルシェや定期的なイベントについて、具体的な内容を4年度中に決定すると説明した。
◆その他の質問は
▽依田議員(さわやかな風の会)「水道事業」
▽田中議員(東翔の会)「上田地域定住自立圏」
▽髙木議員(公明党)「新型コロナウイルス感染症対策」「施設方針」
▽窪田議員(共産党)「新年度の教育分野の取り組み」
▽村山議員「移住定住促進」
▽花岡議員「集落内の公民館(分館)の安全性と利活用」について。