【雪の中から玄そばを掘り出す】

 

 長和町の同町振興公社が運営する信州立岩和紙の里は、今年も「雪中そば」の提供を始めた。
 このそばは、同町のブランシュたかやまスキー場近く、標高1300mの雪の中に玄そば300㎏を寝かせ、熟成させたもの。

 熟成することでうまみと甘み、香りがより強くなるためという。
 

 支配人の井出春之さんは「今年は寒くて雪が多かったので、例年より長期間保存したため、そば粉がさらさらとなり、美味しいそばになった。是非味わってほしい」と話す。

 また、客からも「今年は甘くて香りがあっていつもとちがう」と好評だ。
 

 同店は全部のメニューを雪中そばにし、21日まで提供する。14日は休業。
 

 (電話)0268・68・3874(信州立岩和紙の里)