
【「義仲のかぶと」と「巴の餅」を持つ澤村さん】
上田市上丸子、和洋菓子さわむらが販売している兜の形の最中「義仲のかぶと」と、くるみゆべし「巴(ともえ)の餅」が好評だ。
今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に平氏討伐のため丸子地域の依田城で挙兵した平安時代末期の武将、木曽義仲が登場するとあって注目を集めている。
店主の澤村忠一さん(75)は「地元でもここが義仲ゆかりの地だと初めて知る人もいる。お菓子を通して丸子を盛り上げていきたい」と話す。
「義仲のかぶと」は50年以上前から店頭を飾るロングセラー商品。
当時の丸子菓子組合が「特色ある丸子の土産品に」と共同企画したという。最中には地元産のクルミ入り小豆あんが入っている。
「巴の餅」は20年ほど前、澤村さんが兵を進める義仲に巴御前が持たせた携帯用の食料をイメージして考案した。
同店ではアンズと白あんをパイで包んだ「丸子城主三左衛門さま」や「三才山雪ぼうし」「ドドンコまんじゅう」など、丸子地域の歴史や祭りをテーマにした多くの菓子を製造、販売している。
澤村さんは「地域を元気にしたいという発想で、地元の人や観光客に喜んでもらえるものをと常に考えながら作ってきた。菓子が人と人をつないで輪が広がり、丸子の魅力を伝えていけたらいい」と話す。
「義仲のかぶと」は税込みで1個162円、「巴の餅」は702円。
問い合わせは(電話)0268・42・2522(同店)。