【高齢者施設の日常を伝える写真が並ぶ】

 

 上田市常磐城の社会福祉法人敬老園は「写真コンテスト」の作品展を同市上室賀の日帰り温泉施設、室賀温泉ささらの湯で開いている。
 同写真コンテストは、県内で運営する183の事業所を対象に開いた。

 

 高齢者施設などで働くスタッフが撮影した写真にエピソードを添えて30点を展示。


 100歳を祝って家族から贈られた花束を抱えて微笑む女性や息子たちのために作った押し絵の作品を誇らしげに持つ男性の写真などが並ぶ。

 

 デイサービスで最高齢の2人が並んでコーヒーを飲む写真には「101歳同士のトップ会談」のタイトルがつく。
 

 同法人本部の広報担当者は「コロナ禍で家族の面会や外部の人の立ち入りができない状況が続いており、利用者さまの日常を地域の人に見ていただきたい」と話す。
 

 30日まで。

 28日は休館。

 展示時間は、午前10時から午後9時(最終日午後2時)。

 入館料(500円)が必要。
 (電話)0268・31・1126(ささらの湯)

 

 

【接客する倉島さん】

 

 

【旧食堂「御牧苑」をリフォームした店内】

 

【相談室のスペース】

 

 

  このほど東御市布下の布引温泉「御牧乃湯」の隣に「Café みまき苑」がオープンした。

 障がい者福祉施設としてリニューアルした同施設は、周辺施設利用者や観光客が訪れるなど新たなにぎわいを生み出している。

 

 施設は、郷土料理を提供していた㈱信州東御市振興公社が運営する旧「御牧苑」。

 

 施設の老朽化や「新型コロナ」の影響による宴会利用者の減少、昼間の縮小営業で、昨年営業を終了した。


 その後、飲食スペースのフロア化、相談室スペースの設置、スロープや自動ドアを新設するなど建物をリフォーム。

就労継続支援施設「Café みまき苑」として生まれ変わり、今月2日に営業を始めた。

 指定管理者は、社会福祉法人みまき福祉会。


 メニューは、店内に新たに設置したペレット燃料の窯で焼く出来立てのピザのほか、丼もの、麺類、シフォンケーキなどのデザートやドリンク、一品料理、アルコールなど。

 東御市産のホエー豚、豆腐など地産地消を意識したメニューを揃え、テークアウトも手掛ける。
 

 店内のカフェスペースは22席。

ランチ営業時、多い時は40人前後の客でにぎわいを見せる。

 現在、就労支援の利用者は17人で、障がいの特性や本人の希望に応じ、1日に5人が調理補助、接客、清掃の業務を担当。常勤職員3人がサポートしている。 
 

 利用者の1人、東御市鞍掛の倉島真衣子さん(29)は、接客を担当。

 「接客業は初めて」と倉島さん。「最初はわからないことばかりだったけどお客さんと話をしたり、楽しいことの方が多い」と笑顔。

2週間が経ち、今では自らオーダーを取るなど常勤スタッフと変わらない仕事ぶりをみせる。
 

 カフェの指定管理者で、同会の「ユニバーサルワークセンターみまき」、田丸一成所長(40)は「地域の声を聞き、メニューの開発に生かしたい。地域に愛され、地域の人が集まる拠点になっていけばいい」と期待する。


 今後は、店内に新設した相談室の運営も本格的に開始。

 福祉や介護等に関する「地域の困りごとや、ワークショップの場」として活用していく方針。


 カフェは、午前11時から午後8時。

 木曜休。

 相談室など問い合わせは(電話)0268・67・2988

 

 

【宮前コースのハナモモ(20日)】

 

 

 

 

 

 

 上田市武石余里地域の「信州武石余里一里花桃の里」で、今週末から来月の連休にかけて、地域に植えられた約2000本のハナモモの花が見ごろを迎える。


 余里では約30年前から、地元有志の団体「花咲じいさんクラブ」がハナモモを育てている。

 1里(約4㎞)に渡って花が咲き誇る最盛期は、「世界中で一番きれいな2週間」として親しまれてきた。
 

 花見客に人気で、1万人以上が訪れた年もあったという。

エリア内には、延べ約3㎞の4つのウォーキングコースがあり、歩きながらハナモモが咲く風景を楽しむことができる。
 

 今年の開花状況は例年並み。

19日、現在で、里入口付近の「宮前コース」が五分咲き、見ごろは21日から始まった。標高の高い売店付近の「ホドガイコース」では20日ごろに開花が始まり、見ごろは28日ごろからと予想されている。


 23日から直売所が営業予定。

 駐車場は今年も無料で利用可能。

 コースや駐車場のマップは市ホームページ

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 開花情報は武石観光協会ホームページなどで確認できる。

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【農林水産大臣賞を受賞した小川さん】

 

 

 全国の農業青年が研究発表する「第60回 全国青年農業者会議」で、上田市のタローファーム㈱社長、小川哲生さん(32)=上田市緑が丘=は先月、プロジェクト発表・畜産部門で見事に最高賞・農林水産大臣賞を受賞。

 先月29日に長野県庁で賞状伝達が行われた。
 

 農業に携わる青年が直面している課題や改善に取り組んだ成果、将来の目標などを発表し、農業を取り巻く諸問題を討議・共有するため、昭和27年から続く大会。
 

 小川さんは、2019年12月に行った上小でのプロジェクト活動・意見発表会で最優秀賞、続く県のコンクールでも最優秀賞・県知事賞を受賞した。

その後「新型コロナ流行拡大」で、スケジュールが変わり、昨年9月の関東ブロック農村青少年(4H)クラブプロジェクト実績発表会を経て、全国に出場。

 全国の各ブロック(北海道や地方農政局単位)から代表28人が発表し、5部門のトップが農林水産大臣賞を受賞した。

 全国農業青年クラブ連絡協議会のホームページで、発表内容が公開されている。

 

 

 

 小川さんの発表は「フォー・ファイブへの転換と経営改善」。

 内容は、課題だった養豚で疾病を防ぐため、豚舎に一斉に豚を入れて飼養したら一斉に移動させ、豚舎を徹底洗浄する「オールイン・オールアウト」を実践する。

 そのために繁殖母豚群を5グループに分けて4週間隔で管理する飼養システム「フォー・ファイブ」を導入。低投資で飛躍的な生産性改善に結びついている。

 取り組みの推進のため、人材確保など課題はあるが対処できる範囲とした。

 そして、何よりも経営者自身の自信につながり、現在年間7000頭余の出荷から、今後3万頭に伸ばし「企業養豚」を目指す―としたもの。
 

 審査員からは、養豚業界への波及効果が期待できる素晴らしい取り組み―などの評価があった。


 小川さんは、2013年に就農、2016年に農場長としてフォー・ファイブシステムを導入。

  2019年に3代目の社長に就任。

 

 受賞について小川さんは「目標が達成でき、うれしかった。(プロジェクト発表に取り組む間に)新しい取り組みや、自分自身の仕事への意識変化もあった。生産も毎年右肩上がりのため、現場に感謝したい」と話す。

 衛生管理などについて「従業員から、楽な方法でなく、正しい方法を常に意識して行う―という言葉が出たのは、ありがたいこと。良い管理をすれば結果に現れる。気は抜けないが、やりがいを感じる。企業養豚に向けて推進している」と話していた。
 


【過去の祭りの様子】




 上田市の「信州上田祇園祭」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年も中止することがこのほど決まった。


 7月16日の開催に向け実行委員会を組織して準備を進めてきた。

 しかし、参加する33自治会の会長による協議の結果、参加者や来場者の感染リスクを考慮して全会一致で中止を決定した。
 

 信州上田祇園祭は疫病退散や地域の安全を祈願して開かれる伝統の祭り。

 今年で3年連続の中止となる。

 

 

【佐藤氏】

 

【西沢氏】

 

 

 上田市議会は22日、市議選後初の臨時会を開き、議長に佐藤論征氏(51)=無所属、真田、会派・新生会=、副議長に西沢逸郎氏(63)=無所属、城北、会派・仁政会=を選出した。

 任期は申し合わせで2年。

 

 正副議長は全議員30人による選挙で決定。

 

 議長選では、佐藤氏と池田総一郎氏(会派・上志の風)が所信表明。

投票の結果、佐藤氏15票、池田氏15票と得票が同数になり、地方自治法第118条の規定により準用する公職選挙法第95条の規定によってくじで決めた。

 くじを引く順番をくじ引きで決め、池田氏が先にくじを引いた。
 

 佐藤氏は専門学校卒。

市議会議会運営委員長、環境建設委員長など歴任。3期目。
 

 副議長選は、西沢氏と久保田由夫氏(会派・日本共産党上田市議団)が所信表明。

 西沢氏は17票、久保田氏12票、武田紗知氏(会派・上志の風)1票だった。

 

 西沢氏は立教大卒。

 市議会産業水道委員長など務めた。

 5期目。