【並んで田植えをする児童】

 

 

  「土のなか冷たいよー、虫がいるね」。東御の田んぼに明るい声が響いた。
 同市田中小学校(寺島努校長)の6年生28人は、昨年に続き”田植え体験”にチャレンジした。

 今年は総合的学習の時間として行った。
 

 田んぼは、同小から約1㎞、常田地域にあり広さは100坪。

中山間地域農業直接支払事業常田集落(武田雄興会長・21人)のメンバーが田おこしや代かき、畦の草刈りなどを行い準備した。
 

 田んぼに集まった児童は、同集落のメンバー、馬場崇さんから「苗は4~5本持って、葉が水から見えるように植えて」など植え方を教えてもらい、一列に並んでていねいに植えた。
 

 植えた苗はもち米で、秋に収穫したら、もちにして食べるという。

 また「自分たちで作った器で食べたい」と、粘土探しや器づくりの取り組みも行っている。

 

 

 

 

東御市は25日、市議会6月定例会に提出する今年度補正予算案などを発表した。


 一般会計補正予算案は歳入歳出にそれぞれ、第2号で7747万円、第3号で2593万円を追加するもので補正後の総額は147億6543万円。
 

 2号では子育て世帯生活支援特別給付金、4回目接種に向けた「新型コロナウイルスワクチン関連」の事業費などを計上。
 

 3号では、常設型の新たな子どもの居場所づくりを進める事業費や、子どもへの食事提供や学習を支援する費用などを追加。

 

 湯の丸高原スポーツ交流施設バリアフリー化では助成採択に伴い事業費を減額した。
 

 また、昨年度の湯の丸高原のスポーツ施設の利用状況について説明があった。

宿泊総数は1万1956泊で、内訳は陸上が3824泊、水泳が8132泊。

 日帰り利用者数は、陸上が884人、水泳が951人。
 

 6月定例会は来月2日開会。

 13、14日に一般質問。

 24日閉会。
 

 

【制作した紙芝居を持つ北澤さん(左)と

青木さん(手前)ら】

 

 

 長野市出身の元芸人、北澤慎一郎さん(お笑いコンビ「コロンボ」のシンゾーさん)が制作した紙芝居「天岩戸(あまのいわと)」を、落語家の立川談慶さんの母・青木智恵子さん(87)が、来月12日に上田映劇で開かれる寄席で初上演する。

 

 「コロンボ」はテレビ番組のコーナー「出て来いお笑い君」で5週勝ち抜き2代目チャンピオン、数々の番組や映画「男はつらいよ 寅次郎の青春」にも出演。

平成8年にコンビを解散。

 北澤さんは、デザイン専門学校で学んでいたこともあり、イラストの仕事もしていたが、紙芝居を手がけるのは今回初。

 談慶さんの寄席に来ていたことから、青木さんとも親しくなった。

紙芝居は、神話を題材にしたもの。

 青木さんは「ハローちぃチャン」として、学校や寄席などで紙芝居公演を行っている。
 

 25日に上田市役所を訪問し、吉澤猛副市長に初披露の紙芝居を紹介した。
 

 北澤さんは「これまで、ちぃチャンのキャラクターが生かされていない気がしているので引き出したい。楽しい作品だと思うので、大勢に見てもらいたい」。
 

 青木さんは「想像がつかないような紙芝居。皆さんにアハハと笑ってもらいたい」と話していた。
 

 来月12日の寄席は「2022夏の陣『漫談ねづっち&落語談慶』寄席in上田映劇」。

 午後3時に開演する。

 紙芝居は開口一番で行う。

 青木さんが、昭和29年に作詞してレコード化された上田丸子電鉄「川西支部の歌」(現在は別所線)の披露もある。
 全席自由、4000円(当日500円増)。

 チケット(電話)0268・27・5769(ポプラ)

     (電話)090・4462・1999(青木プロダクション)

 

 

【声援を受けて青木峠を走る参加者】

 

 

 青木村民らの有志でつくる青木令和の義民ドロプロジェクト(島形建夫代表・18人)は22日、初のサイクリングイベント「ツール・ド・青木峠R143」を、ふるさと公園あおきを発着点に開催した。

 

 村内外から30人が参加、遠くは東京都、千葉県、埼玉県からの参加者もいた。
 

 参加者は、同公園をスタートし、国道143号線を上って青木峠の明通(あけどおし)トンネルを走り抜け、筑北村の東条ダムで折り返して同公園まで戻る全長約30㎞、標高差630mのコースに挑んだ。
 

 同プロジェクトは、2020年3月に発足。今回はサイクリングの楽しさを体感してもらうことで、青木村の自然や里山の魅力を見直してもらおうと企画。

 参加費には道の駅レストランの昼食優待券や温泉入浴券も含めた。
 

 開会式で島形代表(77)=同村村松=は「義民の精神による村おこしイベントで青木村を住みよい地域に変えていきたい」とあいさつした。

 

 

 

【義邦さんと4人の作品が並ぶ会場】

 

 

【結祈子さんの陶】

 

 

 

 

 

 

 

 

 長和町長久保の櫻井義邦さん(67)は来月1日まで、自身と長女、故人の父と弟の合同作品展「Roots─3世代四人展─」を東御市和のカフェギャラリー「すみれ屋」で開いている。


 展示作品は、義邦さんが描いた人物や静物などの油彩画。

 父の義友さんが制作した七宝のアクセサリーや壁掛け時計。

 弟の雅文さんが制作したテラコッタの像。

 長女で東京在住の結祈子さん(28)が制作した陶の幻想的な生物。

 合計約120点を並べ、展示や販売を行っている。
 

 義友さんは、長久保宿で代々続く旅館を経営しながら、彫刻や七宝、絵画などの制作活動に取り組んでいた。

 彫刻家の石井鶴三(1887─1973)の講習に参加するなど、熱心に芸術を学んでいたという。 

 また、地元で七宝などを教えていた。

 2019年に94歳で逝去。
 

 義邦さんは義友さんの長男で、父の影響で芸術に興味を持った。

 上田高校を経て筑波大学芸術専門学群絵画専攻で学んだ。

卒業後は中学校の美術教諭として上小地域などで教鞭を執った。
 

 雅文さんは、義友さんの次男で、同高を経て同大学修士課程彫刻専攻卒。

その後、高校教諭や北海道教育大学の准教授として活躍。

 県外に住みながらも、長野県展に出展を続け、同展50周年記念賞などを受賞している。

2000年に40歳で亡くなった。

 作品は、義邦さんが弟の死後に長久保宿に建てた収蔵館「テラコッタ館」に保管されている。
 

 結祈子さんは、愛知県立芸術大学修士課程彫刻専攻卒。卒業後も作家活動を続け、個展やグループ展などを開いている。

 

 直近では、6月3日から9日まで東京渋谷で開かれるグループ展「異形のヴンダーカンマー・13名のアーティストによる驚異の部屋」に出展する。
 

 義邦さんは今回、人目に触れる機会が少ない父や弟の作品も含めた合同展を初めて計画。

 「父の影響もあり、それぞれ芸術の道に進んだが、4人ともジャンルが異なる。自宅にはたくさんの作品が眠っており、見てもらえればと思った」と話していた。
 

 営業時間は、午前10時から午後4時(最終日3時)。

 (電話)0268・64・0013(すみれ屋)

 

 

【賞状を持つ左から笹沢さん、小野さん】

 

 

 上田交通安全協会本部副女性部長の小野忍さんと、依田窪交通安全協会員の笹沢房子さんがこのほど、交通安全功労で「長野県交通安全運動推進本部顕彰」の表彰を受けた。

 2人は、上田警察署で吉澤敏署長に報告を行った。

 

 今回の同表彰では、個人として県下で13人が受賞した。

 

 小野さんは、東御市と交通安全協会が連携した東御市交通安全少年団での活動。

 

 笹沢さんは、地元の小学生らの通学時の見守り活動や防犯活動に、それぞれ長年取り組んだ功績に対して表彰されたもの。


 小野さんは「交通安全少年団のサポートや見守り活動から、交通安全意識の高まりと日頃の子どもたちの声に元気をもらっている。これからも続けたい」。

 

 笹沢さんは「子どもたちの通学時の見守り活動から高齢者や子どもの交通事故がないことが自慢とし、これから交通安全や防犯活動を進めたい」と話した。

 

 

【別所線と笑顔で走る参加者】

 

【上田城跡公園からのスタート】

 

 

 

 別所線と走ろう実行委員会は21日、3年ぶりの「第12回別所線と走ろう、歩こう!!ラン&ウォーク」を開いた。

 関東・関西などから約250人の参加があり、上田市街地から別所温泉までを楽しんだ。

 

 スタートの上田城跡公園芝生広場では、田中崇実行委員長が「リピーターが多いイベント。別所線の全線復旧と100周年に合わせて昨年も計画していたが、新型コロナ急拡大で難しくなった。今年こそ開催したかった。参加してくれた皆さんにできるだけのおもてなしをしたい」と話し、参加者を出迎えていた。


 別所温泉あいそめの湯がゴールで、コースは約18㎞。

 途中で別所線に何度も乗れるイベントのため、気軽に参加できる。

 

 上田市の親子3人は「前回は子どもが3歳の時に一緒に参加した。別所線が好きなので楽しみにしていた。電車に乗れるから安心。ゴールの温泉も楽しみ」と話していた。
 

 スタート時にはゲストランナーの片岡純子さんの指導でウォームアップ。

 

 開会で上田電鉄の山本修社長、別所線の将来を考える会の代表・竹田貴一さん、田中さん、井出庸生衆議院議員、上田市スポーツ協会の母袋創一会長がそれぞれあいさつ。


 参加者は、途中で給水などができるポイントも通りながら、別所温泉を目指した。 

 

 途中、音楽演奏やアニメ「鬼滅の刃」のキャラクターにふんした関係者が盛り上げた。
 

 ゴールではウエルカムバザーで、地元食材を使った出店や、土産品の販売などもあった。

 

 

 

【新しい鋼橋となった工事中の馬坂橋】

 

 令和元年東日本台風(台風19号)で被災した上田市腰越地区の馬坂橋(市道馬坂線)が来月11日に開通する。


 依田川に架けられた木の人道橋で、風情があるとして親しまれ「信州上田の景観100選」にもなっていたが、台風19号の豪雨による濁流で橋のほとんどが流されてしまった。

 橋だけでなく、腰越では家屋への被害、土砂災害で浄水場も大きな被害を受けた。
 

 復旧工事で新しい橋は、木橋ではなく鋼橋になったが、木をイメージする茶色の橋になっている。
 

 橋の全長は58m余、幅は2m。

 工事費は約2億円。

 開通式が地元自治会の主催で計画されている。