【制作した紙芝居を持つ北澤さん(左)と
青木さん(手前)ら】
長野市出身の元芸人、北澤慎一郎さん(お笑いコンビ「コロンボ」のシンゾーさん)が制作した紙芝居「天岩戸(あまのいわと)」を、落語家の立川談慶さんの母・青木智恵子さん(87)が、来月12日に上田映劇で開かれる寄席で初上演する。
「コロンボ」はテレビ番組のコーナー「出て来いお笑い君」で5週勝ち抜き2代目チャンピオン、数々の番組や映画「男はつらいよ 寅次郎の青春」にも出演。
平成8年にコンビを解散。
北澤さんは、デザイン専門学校で学んでいたこともあり、イラストの仕事もしていたが、紙芝居を手がけるのは今回初。
談慶さんの寄席に来ていたことから、青木さんとも親しくなった。
紙芝居は、神話を題材にしたもの。
青木さんは「ハローちぃチャン」として、学校や寄席などで紙芝居公演を行っている。
25日に上田市役所を訪問し、吉澤猛副市長に初披露の紙芝居を紹介した。
北澤さんは「これまで、ちぃチャンのキャラクターが生かされていない気がしているので引き出したい。楽しい作品だと思うので、大勢に見てもらいたい」。
青木さんは「想像がつかないような紙芝居。皆さんにアハハと笑ってもらいたい」と話していた。
来月12日の寄席は「2022夏の陣『漫談ねづっち&落語談慶』寄席in上田映劇」。
午後3時に開演する。
紙芝居は開口一番で行う。
青木さんが、昭和29年に作詞してレコード化された上田丸子電鉄「川西支部の歌」(現在は別所線)の披露もある。
全席自由、4000円(当日500円増)。
チケット(電話)0268・27・5769(ポプラ)
(電話)090・4462・1999(青木プロダクション)