幼児虐待死 | 井手医院 BLOG

井手医院 BLOG

URL:http://www.ide-iin.or.jp/

5歳の女の子が義理の父親に長期間虐待されたあげく死亡した事件が報道されました。女の子は

覚えたばかりのひらがなで必死に、もうゆるしてください、とノートに書いていたと、記者会見した刑事さんが

涙ながらに報告していました。実の子ではないからと虐待を続け、母親も黙認していたというから、この報道を

見て怒りと悲しみがとまりません。

そしてこういう加害者は決まって、しつけのためにやった、と言い訳します。冗談じゃありません。しつけで子供を殺すのか?

こういう虐待の場合、傷害致死罪という罪状で裁判にかけられ、同種の前科や証拠隠滅の恐れがなければ

せいぜい懲役3年から多くても8年です。しかし、長期間にわたる虐待そして最後に死亡させる行為は

衝動的殺人よりもよっぽど罪が重いのではないか?現在の法律できちんと裁けないのなら、法律を変えるべきだと思います。僕なら無期懲役が相当だと思います。(出来れば死刑でも)