こういうことがないように、記事のストックを早めに作っておかないと…。
今日は一日遅れですが、読んだ本の感想を書いていく【読んだ本の本棚】です。
第一回目の今日は、聞き上手は一日にしてならず 永江郎
時間を追ってというより、話の展開を完全に決めます。つかみはこれにして、とか、全部ある程度つくっておきます。
ある程度ですけどね。ツッコミの指示まで入ってる。こう言おう、みたいな。でも脱線したら脱線したでおもしろいので、その場でどんどんやっちゃいますけどね。必ず話を戻しますが。
ーー中略ーー
接点を探すんですよ。僕が面白がれるところを探して、そこがいかに素晴らしいかという話にする。
ーー中略ーー
いかに現場でそれを聞いてもいいというムードにするか。僕はよく「インタビューはプロレスだ。」と言うんですが、相手の技をどう受けるか。相手が物騒な話をしてときにこちらがしっから受けないと、ただたんに、やばい話になっちゃうんですよ。どんなやばい話でも、こっちが笑えばギャグになる。どんな話でも受けるという受身の技術を磨くわけです。そうやって、これは面白い技なんだよということを伝えるんですよ。「いい話ですよ!」とか、「それは勇気が出ますよ。」とか言って受けることで、いかに本気で褒め称えるか。「これは最高ですよ」って言っておけば、事務所も大抵削らないんですよ。
どのような価値観でインタビューをどのようにしているか、どのように喋らせているかを黒柳徹子、糸井重里、吉田豪、ジョン・カビラ、田原総一朗、小松成美などの10名にインタビューしているのが本書です。
上の文はプロインタビューアーでコラムニストの吉田豪さんへのインタビューです。今、雑誌やwebで、いろんなインタビューアーが行ういろんなインタビューを見ますが、インタビューの手法や編集手法はインタビューによって思いっ切り違います。対話を見せるもの、質問を一切隠し独白のような形にするもの、一問一答式で行うもの。この中で私は対話のように見せながら、実際には無駄な会話のない実のある記事に編集されたインタビューが好きです。
芸能人を相手にしたインタビューを生業としている吉田豪さんですが、インタビューの読み手の多くがその芸能人のコアなファンで、他の媒体では聞けない話を期待している為か、吉田豪さんは今まで話したことのない話を聞くことに注力しているように感じました。