第一回は富士宮市。源頼朝が流鏑馬を祀り、織田信長の首塚が置かれ、武田信玄が桜を植え、山本勘助の出生し、楽市が開けれ、縄文期から人が住んでいた由緒ある土地なのに、今はB級グルメが有名でB-1グランプリを二連覇している富士宮やきそばを抱えるなんとも興味深い町。
富士宮市は山梨県との県境にあたる市で今昔物語集や勅撰和歌集にも読まれてる歴史の長い市で、市の発展は浅間大社の発展と深く繋がっているのを感じます。という訳で浅間大社を取り上げます。
浅間大社は富士山のご神体を祀る神社で、奥宮は富士山頂に置かれています。成り立ちは古く、蝦夷平定で名を上げた坂上田村麻呂が大同元年(806年)が山宮から社殿を移して以来1200年続く由緒ある神社。

旧社格は官幣社。
社格というのは、
"神社の格式。1871年の太政官布告は大・中・小の官弊社、別格官幣社、大・中・小の国幣社、不・県・郷・村社および無格社にわけた。1946年廃止。"広辞苑
ということ。ちなみに官幣大社は日本で65社。こんな格付けがあったんですね。
出雲大社や宇佐八幡宮、地元の北海道神宮も同列。法令で定める必要はないが、このような区切りは歴史を感じるためにも現代に伝えてもいいのかと思う。文化の断絶はいけない。
今の浅間大社は本殿が浅間造りとう建築様式になっており、社殿の上に社殿を重ねる造りで社殿を作った徳川家康が「富士山が正面に見える位置に上げ、お供え物をする」という意味で作ったとか、今の社殿からは富士山は見えるのだろうか。
駿河なる 不尽の高嶺は 見れど飽かぬかも
次は富士宮と富士の関わりと地酒について書こうともいます。