先日いただいたご相談で
ーー
小さい頃から自他共に、
明るく元気な前向きキャラ
なんだけど、
生理中とか、
ふとしたきっかけで
糸が切れたように
動きたくなくなるんです。
楽しみだった約束を
キャンセルしたくなったりして・・・。
いつもなんでもポジティブに
捉えるように心がけているのに、
いつも心地よい状態を
保とうとしているのに
なんでこうなっちゃうんだろう。
私ってダメな人間だなって
落ち込みます。
ーー
というお話をお聞きしました。
(久しぶりにお外でランチ!気持ちの良いオープンテラスでした)
いつも自分の気持ちを良い状態に!
と、プラスの面に目を向けて
過ごそうとされているなんて、
素晴らしいですよね。
そして、自分だけじゃなくって、
周りの人にも明るさ、ポジティブを
与えられている方なんだろうな
と感じました。
それなのに、
自分の意思とは裏腹に
その状態が急に途切れてしまう・・・
そのギャップに葛藤されているのが
伝わってきました。
今日は、どうしてそういうことが
起きてしまうのか?
どうしたら解消されるのか?
を、感情科学の視点から書きますね。
この方が、自分の意思に反して
体が動かなくなってしまうこと。
それは、
気持ちをプラスに向ける前に
やる必要があることを
やってないからでした。
ただ普段何もない状態で、
プラスに意識を向けるというのは
とってもいいと思います。
ただ、
何が気になることがあって
モヤモヤしていたり、
うまくいかなくって
落ち込んでいたり、
人に対して
イラっとすることがあったり
したときには、
それを振り切って
プラスに意識を向けようと
するのではなく、
まずその負の感情を
しっかり自覚して受け止めることが
ものすごーく大切なんです。
ネガティブから意識を逸らしていても、
あるものはあるので、
潜在意識下にネガティブな思いが
溜まっていってしまうんです。
それが、ふとしたときに溢れて
気持ちをダークモードにして
行動をストップさせてしまう。
だから、
この問題の本質的な原因は、
ネガティブを排除しようと
していることなのでした。
ネガティブな感情って、
不快な感覚だから、
避けたくなるのも
もっともだと思います。
ネガティブな感情に意識を向けると、
それに飲み込まれてしまう怖さや、
ひきずる怖さもあるかもしれません。
でもね、
本当は怖いものじゃないんですよ・・・
十数年、自分やクライアントさんの
負の感情に向き合ってきて、
ネガティブな感情には
自分の力でちゃんと対処できることが
よく実感できました。
(逆に自分じゃないと
なんともできないのです)
だから根本的に解消したい!
という方に必ずお伝えしているのは、
ネガティブな感情には、
発生させる元があって、
それをケアできれば、
2度と同じ感情で同じように
苦しむことはないということ。
しかも、自分でできる。
どうにもならないものではないんです。
さらには、
ネガティブな感情に向き合い
原因を上手にケアできたときには、
これから先自分が成長するために
大切な気づきや、感謝や感動が
必ず得られます。
これが、まずは負の感情を
しっかり自覚して受け止めることが
ものすごーく大切な理由です。
小さい子を受け止めてあげる
ような気持ちで、
ああ、私はこんなふうに
感じているんだなって、
自分に優しくしてあげてくださいね。
マイナスの感情からつながる
埋まっていたプラスも
受け取れることが、
本当のポジティブ思考
じゃないかなって思っています。
具体的にどうネガティブな
感情に向き合うのか。
感情が発生する仕組みなどは
毎月開催している
IRMベーシック講座でお伝えしています。
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